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ホワイトデーの起源・由来は?お返しのお菓子にはそれぞれ意味がある?

2020年2月24日

白のリボンの写真

毎年3月14日はホワイトデー。
バレンタインデーにチョコレートを貰った人がお返しをする日です。

正直「なんでこんな面倒なイベントがあるの・・・何をお返ししていいのか分からない。」とお思いの男性も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、

  • ホワイトデーの起源と由来
  • ホワイトデーのお返しの定番がマシュマロなのはなぜ?
  • 海外にホワイトデーは存在しない?
  • お返しのお菓子の意味
  • ホワイトデーのプレゼントの選び方

について解説・紹介していきます。
これからプレゼントを探すという方は、是非参考にしてみてくださいね!

ホワイトデーの起源とその由来

ホワイトデーの起源は、実は諸説ありますが、その中で最も有力とされているのは、
『石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)』というお菓子屋さんのアイディアから始まったとされる説です。

その始まりは1978年(昭和52年)、日本でバレンタインデーの文化が根付き、女性から好きな男性にチョコレートを贈る文化が馴染んできたころです。

ちょうどその頃、福岡県にある石村萬盛堂の店主は、新作のアイディア探しに没頭していたところ、開発のきっかけが見つかればと少女雑誌を眺めていると、読者から寄せられた投稿に「男性からバレンタインデーのお返しがないのは不平等だ」というのを見つけたそうです。

これは、大きなチャンスかもしれない!店主はそう確信しました。

石村萬盛堂には、博多銘菓として「鶴の子」というふんわりとした卵白の生地で黄身餡を包んだお菓子がありました。

このお菓子は、現在でも多くの人に親しまれていますが、当時は特に鶴乃子の売上比率が高く、売り上げの8割を占める看板商品だったようです。

そこで店主は、「この技術を活かしてバレンタインのお返し専用の新商品を開発すれば、さらなる売り上げアップが期待できるのでは?」と考え、従業員と企画を練り、売り出すことにしたそうです。
これがホワイトデーの始まりとされています。

ホワイトデーが3月14日なのはなぜ?

ホワイトデーがなぜ3月14日になったのかというと、『お菓子屋さんの閑散期』であったことから、3月14日に「ホワイトデー」として打ち出していくよう、石村萬盛堂が計画したからと言われています。

ちなみに、バレンタインデーに女性から男性へチョコレートを贈るという文化は、1970年代に日本人向けとして発展させた日本独自の文化です。

バレンタインデーについては、下記の『バレンタインデーの由来とは?』の記事で詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。

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ホワイトデーのお返しの定番は「マシュマロ」だった?

ホワイトデーの起源は先ほど「石村萬盛堂がお返し専用のお菓子を開発したことから始まった」とお伝えしましたね。

このときに開発されたのが、チョコレートを白いマシュマロで包んだ「マッシィロマン」というお菓子です。

このマッシィロマンには、
バレンタインデーに君からもらったチョコレートを、僕のやさしさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」という意味を込めたそうです。

すると、このキャンペーンイベントが功を奏し、石村萬盛堂の「マッシィロマン」がきっかけで、ホワイトデー文化が広がっていくこととなったとされています。

そのような成り立ちから、昔はマシュマロが定番となっていたそうです。

ちなみに今では「ホワイトデー」と呼ばれていますが、イベントを始めてからの7~8年の間は「マシュマロデー」として世間に広まり、認知されていました。

海外にはホワイトデー文化は存在しない?

実は「ホワイトデー」という文化は、日本で作られた独自の文化となっています。

海外にはバレンタインデー文化はありますが、基本的に男性から女性へのプレゼントが多く、女性から男性に贈るというのは日本由来の文化のようです。

そのため、日本から文化が伝わった韓国などの一部国を除いて、男性から女性へとお返しをするホワイトデー文化はないとされています。

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お返しするお菓子の中には、「自分の想いを伝えることができるお菓子がある」というのは、ご存じでしょうか?

私は、相手を想ってお返しするものなら、意味なんて気にしなくてもいいのでは?と思っているタイプです・・・(汗)
しかし、中には重きを置いている方もいらっしゃるようです。

ここでは、渡した相手に間違った解釈をされないよう、意味が込めていると言われているお菓子を紹介していきます。

マシュマロ

意味:あなたが嫌い  

理由:口に含むとすぐに溶けてなくなることが転じて、あなたが嫌いという解釈ができるから

「あれ、どういうこと?」と思われた方も多いですよね。

どうやら中にチョコが入っていると意味は変わるらしいです。

石村萬盛堂が開発したマシュマロは、チョコ(女性の愛)をマシュマロ(純白な愛)で包むという意味だから、セーフみたいですね。

キャンディー・飴

意味:あなたが好き

理由:長い間甘さが楽しめるということから、末永く甘い関係でいたい

靴下

意味:あなたに心を許しています

理由:靴下のような身近な存在ということで、心を許していますよという表れのため

キャラメル

意味:一緒にいると安心する人

理由:ゆっくり溶け合うことから、お互い打ち解けあえるという意味

グミ

意味:あなたが嫌い

理由:噛んですぐになくなることから、関係性を消滅させたいという意味

ホワイトチョコ

意味:純粋な関係性を望む

理由:バレンタインデーでもらうチョコと、同じチョコを贈るということで、同じ気持ちであるという意味合い。
そして、白いことから、純白・純粋な気持ちを伝えることができるとされています。

クッキー

意味:友達の関係

理由:乾いてサクサクしていることから。あっさりした関係を望みたいことを連想させるため

マドレーヌ

意味:もっと仲良くなりたい

理由:マドレーヌが貝の形をしていることから、ぴったり重なった関係になりたい、つまり仲良くなりたいという意味合いが込められている

マカロン

意味:特別な人

理由:少し高級なお菓子であることから、贈る相手が特別な人だという気持ちがこめられている


以上です。どれもおやじギャグみたいな理由ですが、面白いですね。

とはいえ、勘違いや誤解を防ぐためにも、これらの理由を踏まえたうえでお返しの品選びをしたほうが良いかもしれません。

予算はほどほどでOK!女性に喜ばれるホワイトデープレゼントの選び方とは

プレゼント選びは、「贈る人自身の魅力をはかることができる」とも言われています。

少し脅すような表現になってしまいましたが、相手に合った贈り物を探し出すというのは難しいですが、とても大切なことのようです。

ちなみに、ホワイトデーには冠婚葬祭のような決まったルールはありません。

しかしながら、ホワイトデーでお返しするモノであればお互いの関係性にもよるものの、暗黙の了解としてもらったプレゼントよりも高価なものでお返しすることが最低限のマナーだと言われているようです。

一昔前の好景気の時には、「もらった時の3倍返し」などとも言われていたようですが、昨今の日本では、もらったものの金額と同程度以上であれば、最低限良いとされています。

お返しの金額が分かったところで、ここからが重要なホワイトデーのプレゼント選びです。

ホワイトデーのプレゼントの選び方

あなたが何か贈り物をしようと思った時、心に留めておいて欲しいのが「プレゼントは物を贈るのではなく、心や心遣いを贈るもの」だということです。

では、それを踏まえて何を贈るのがいいのでしょうか。

まずは、手がかりを探すために徹底的に相手を観察することが大切です。
相手の趣味趣向を把握し、しっかりと分析しましょう。※本命の場合です

なかには、物欲がなさそうな人もいますよね。
そのような人には、モノではなく何かの体験イベントや、旅行のプレゼントなどをサプライズでプレゼントするのもロマンチックで良いかもしれません。

しかし、本命だと嬉しいですが、絶妙に困るのが義理チョコですよね。

最近の調査だと、男女ともにおよそ7割が”義理チョコ文化”を否定していると言われるなど、人々を悩ます文化になってしまったようです。

また近年では、社員の負担を軽減するために義理チョコを禁止する制度があったり、中には2月14日を休暇としたりする会社もあるようです。

しかし、まだまだ義理チョコというのは人間関係をよくするための潤滑油だとの考えも根強く残っており、職場で義理チョコをもらったという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、義理チョコへのお返しの選び方についてお伝えします。

職場の女性へのお返し(義理)

義理チョコのお返しは、普段顔を合わせる相手へのお返しである場合も多く、男性としてもガッカリされるのだけは避けたいものですよね。

そこでおすすめなのが、コーヒーや紅茶など、好みにあまり左右されないものです。
それほど高価ではありませんし、本人以外にもその家族が飲むことが出来たり、来客時に出したりすることもできますよね。

紅茶ならティーバッグ、コーヒーなら1人分ずつドリップできるタイプがおすすめです。

義理チョコも面倒な文化だとは思わずに、評価を上げることもできる絶好のチャンスだと考えると、少しはお返し選びも楽しくなるのではないでしょうか。

女性に大人気のお返し!マカロンの起源とは?

マカロンといえば、特に女性に人気なスイーツで、ホワイトデーのお返しを含め、すっかり日本の定番となりましたよね。

外はサクッとして中はしっとり甘い生地に、ガナッシュやバタークリームがサンドされたお菓子は、女性にとっては見た目も味も、たまらないという方も多いのではないでしょうか。

日本では2003年頃から一大ブームとなり、ホワイトデーのお返しでも大人気スイーツとなったマカロンですが、始まりはいったいどのようなものだったのでしょうか。

ちなみにマカロンとは、卵白に砂糖、アーモンドパウダーなどを加えて焼き上げた洋菓子のことを指します。

マカロンの起源

マカロンはじまりは諸説ありますが、イタリアの「アマレッティ」というお菓子が原型だとされています。

これはピエモンテ州というイタリアの北西部に位置する町の伝統的なお菓子で、古代ローマ時代(2000年ほど前)から作られていたようです。

ちなみにマカロンという名の語源はイタリアの「マカロニ」からきているそうです。

よく、フランスの代表的なお菓子だとも思われがちなマカロンですが、実は16世紀にイタリアからフランスに渡ったとされています。

当時のお金持ちだったイタリアのお姫様が、フランスのアンリ2世へと嫁いだ際に、菓子職人や料理人を引き連れていたことによって、フランスにマカロンが渡ったのだそうです。

ちなみに、日本でマカロンと言えば、表面がツルっとして、ガナッシュやバタークリームがサンドされたものをイメージしますよね。

それは、「マカロン・パリジャン」という種類のマカロンで、1930年にパリで生またそうです。それが1970年頃に日本に伝わり、ホテル西洋銀座というところが先駆けて提供していたことが始まりだそうです。

ただ、ブームに火が付くのには、およそ30年の月日を要したみたいですね。

まとめ:ホワイトデーの起源はお菓子屋さんの販売戦略説が有力

マシュマロの上に乗る人のイラスト
  • ホワイトデーは福岡県のお菓子屋さんが由来と言われている
  • ホワイトデーのお返しの定番はマシュマロで、昔は「マシュマロデー」と呼ばれていた
  • お返しのお菓子にはそれぞれ意味があるので贈る際には注意が必要
  • お返しの金額としては同程度以上が無難

いかがでしたでしょうか。
ホワイトデーは、日本由来の独自の文化だったことが分かりました。

ホワイトデーという風習は、日本人が何かをもらったならお返ししたいという、思いやりの精神があったからこそ、ここまで根付いてきたのでしょうね。

しかし近年では、義理チョコを廃止する動きも出てきています。
高級チョコレートメーカーのGODIVAが「無理にあげる義理チョコ文化はなくしてしまおう」と訴えたように、バレンタインやホワイトデーも時代とともに変化しているようです。

あげる人、あげない人がいたら可哀想だからと始まった義理チョコ文化かもしれませんが、もらうことでお返しを考えないといけないのが苦痛という方も多くいらっしゃいます。

中には、あげたいからあげているだけなので、お返しはいらないという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、貰ったからにはお返しをしないといけないとプレッシャーになってしまう方がいるというのも事実です。

個人的には、男性側からあらかじめ「義理チョコはいりません」と伝えるのが、一番良い方法だと思っております。
※本命は別です!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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のすけ

ご覧いただきありがとうございます! 少しばかり私の紹介ですが、息子を育てる父親であり、会社員をしています。 父親として恥ずかしくないよう、皆様と一緒に日本文化について知識を深めていけたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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