お正月の子ども達の楽しみと言えば、やはりお年玉ですよね!
私も子供の頃は、今年はいくら集まるかとわくわくしていたものです。
ところで、皆さんはお年玉を渡す時には名前を書いていますか?
なんとなく適当になりがちなお年玉ですが、お年玉にも正しい書き方やお金の入れ方があるようです。
そこで、この記事では、
- お年玉袋の書き方とお金の入れ方
- お年玉袋を「ポチ袋」という理由
- お年玉の金額(相場)は?何歳まで渡すもの?
- お年玉はいつまでに渡せば良い?
- お年玉袋を購入できる場所
- 手作りでお年玉袋を作る方法
- オススメなお年玉袋の紹介
- お年玉袋の処分方法
- お年玉袋の英語表現
について解説・紹介していきます。
お年玉袋とは?なぜポチ袋というの?
まず、お年玉袋とは『新年に渡すお金を入れる袋』のことを言います。
小さな袋は「ポチ袋」とも呼ばれますが、ポチ袋は、明治時代に舞妓さんに渡すチップを入れる専用の袋として作られたのが起源だとされていて、「ポチ」という言葉は、「少し」や「小さい」という意味を持つ関西の方言の「ぽちっと」が語源だそうです。
「少しばかり(ぽちっと)ですが・・・」という気持ちで舞妓さんに金銭を入れて渡していたことから、その後、「ポチ」=『お祝儀・心付け』を意味する言葉としても用いられるようになったと言われています。
ちなみに、「ポチ袋」は漢字だと、「点袋」と書きます。
「点」は小さいから、当て字として用いられたんだね。
お年玉は目上の人から目下の人へ渡すもの
お年玉は、新年をお祝いして渡す金銭のことを言い、一般的には『目上の人から目下の人へ贈る』という特徴があります。
そのため、たとえ職場の上司のお子さんだとしも、「お年玉」として渡すことは失礼に当たることとされていますので、注意しましょう。
もし、どうしても「お年玉を期待しているかもしれないからあげないと可哀想」と思う場合は、次のようにすると良いようです。
- 『玩具料』や『文具料』として渡す
- 『おもちゃ』や『図書カード』などの品物を渡す
中には、毎年「お年玉」として両親に金銭を渡しているという方もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は『御年賀』として渡すようにしましょう。
お年玉の金額は?何歳まで渡すもの?
お年玉をいくら渡すべきか・・・と悩んでいる方も多いと思いますので、お年玉の相場について紹介します。
未就学児 (0歳~6歳の小学校へ入学するまで) | 1000円程度 |
小学生 (1年生~3年生) | 1000円~3000円程度 |
小学生 (4年生~6年生) | 3000円~5000円程度 |
中学生 | 3000円~5000円程度・10000円は少数 |
高校生 | 5000円~10000円程度 |
大学生・専門学校生 | 10000円程度 |
上記のものはあくまでも最近のお年玉の目安とされている金額となりますので、未就学児なら500円や、学年を上がるごとに500円ずつ増やしていくなどの決め方もあります。
しかし、4000円や9000円といった『4』や『9』がつく数字は、『死』や『苦』につながる数字として縁起が悪いとされていますので、お年玉として渡す金額としては避けたほうが良いかもしれません。
お年玉は何歳まで渡す?
お年玉をいつまで渡すというのは、とくに決まりはありませんので、各家庭によって様々です。
- 20歳になるまで(成人を迎えるまで)
- 高校を卒業するまで
- 就職するまで
など・・・
ちなみに、民法改正により、2022年4月1日から18歳=成人として認められるようになりました。
※飲酒などは、改正後も変わらず20歳からですので注意しましょう。
お年玉袋の書き方は?名前はどこに書く?
お年玉袋(ポチ袋)には、『相手の名前』と『自分の名前』を記入すると良いとされています。
- 【相手の名前】・・・お年玉袋の表面の左上部に記入する(基本としては縦書き)
- 【自分の名前】・・・お年玉袋の裏面の左下部に記入する(基本としては縦書き)
もし、表のデザインが邪魔して名前が書きにくい場合は、裏面の右上に書くようにしましょう。
また、名前はフルネームではなく、「〇〇ちゃん」や「〇〇くんへ」といった書き方をするのが一般的で、日頃呼んでいる呼び方がある場合には、愛称で書くのもOKとされています。
自分の名前に関しても、フルネームではなく、「〇〇おねえちゃんより」や「〇〇おじちゃんより」といった書き方をすると子供が分かりやすく、優しい印象がするので良い書き方と言われています。
まだ漢字が読めない子供に渡す場合は、ひらがなで名前を書いておくと良いかもしれませんね。
祝儀袋の書き方
祝儀袋にお年玉を入れる場合は、『名目』・『相手の名前』・『自分の名前』を記入します。
- 【名目】・・・祝儀袋の表面の中央上部に『お年玉』または『おめでとう』と縦書きで記入する
※目上の方に渡す場合は、『御年賀』になります。 - 【相手の名前】・・・祝儀袋の表面の左上部に縦書きで記入する
- 【自分の名前】・・・祝儀袋の表面の中央下部に縦書きで記入する
ちなみに、お年玉に用いる祝儀袋は、何度あっても良いお祝い事なので、『紅白の花結び(蝶結び)』になっているものを使用するのが一般的です。
また、ポチ袋と同様に、子供に渡す場合は名前はフルネームではなく、子供に分かるような表記で書くと良いでしょう。
お年玉袋に名前は書かなくても良い
ちなみに、子供の名前を知らない場合や、自分の名前を書くことで恩着せがましくなりたくないという場合などには、必ずしも名前を書かなくても良いとされています。
しかし、名前を書かないことで、誰にどのお年玉を渡すのだったか分からなくなってしまっては困りますので、名前を書かない場合には、裏面のすみっこのほうに鉛筆でうっすらと金額を書いておくと間違いを防ぐことができます。
金額を書くことで子供のわくわく感は無くなってしまいますが、金額をお年玉袋の書くことはマナー違反ではありません。
お年玉袋の入れ方(お金)
まず、注意点ですが、ポチ袋には「少しばかりですが・・・」という意味があるため、最高でも『1万円まで』のお金を入れるようにし、1万円を越える金額の場合には、祝儀袋に入れるようにしましょう。
また、1万円未満のお金を祝儀袋に入れるのはマナー違反とされていますので、ポチ袋がないからといって祝儀袋に入れることのないようにしましょう。
ポチ袋にお金を入れる場合
ポチ袋は小さいので、お札を「三つ折り」にして入れるようにします。
四つ折りは死を連想させるとして縁起が悪いとされていますので、四つ折りにはしないようにしましょう。
- まず、お札を表(人物が印刷されている側)にし、左側をお札が3分の1になるところで折ります。
複数枚のお札がある場合は、お札を重ねて折るようにしてください。
お札の種類が異なる場合も同様ですが、下に小さなお金がくるように並べるのが良いとされています。
また、せっかくの新札に折り目をつけてしまうといけませんので、きっちりと折り目をつけるのではなく、軽く折るようにします。 - 左側を折ったら、次は右側を重ね合わせるようにして折ります。
※左右で真ん中を隠すような形になります。 - お札が三つ折りになったら、折った側がポチ袋の表側を向くようにして入れます。
- 硬貨を入れる場合も、金額の書いていない面が表になりますので、硬貨の表がポチ袋の表側を向くようにして入れます。
ポチ袋の種類によっては、二つ折り専用のものも販売されていますので、その場合は二つ折りにしても大丈夫です。
この場合も、お札を開いた時に人物が現れるように二つ折りにします。
祝儀袋にお金を入れる場合
祝儀袋にお金を入れる場合は、『お札は折らない』のが基本です。
入れる際には、「中袋」または「白無地の袋」を用意し、その中にお金を入れるのが通常ですが、無い場合は「半紙(コピー用紙など)」で包むのも良しとされています。
中袋にお金を入れる際には、人物が印刷されている面が中袋の表側を向くようにし、必ず人物が上になるようにして袋に入れます。
種類の異なるお金を入れる場合は、下から順に小さなお金を重ねていき、上に大きなお金がくるようにしましょう。
ちなみに、半紙でお金を包む場合にも折り方がありますので、マナーの一つとして覚えておくと良いですよ。
半紙が家に無いという方も多いと思いますので、ここでは、A4のコピー用紙での包み方を紹介します。
半紙は、24.2㎝×33.3㎝程の用紙ですが、A4のコピー用紙は、21.0㎝×29.7㎝の用紙のため、若干紙が小さくなります。
半紙を用いると、正式な包み方とされる2通りの折り方ができるのですが、コピー用紙では1通りの折り方しかできませんので、半紙を使って正式な包み方をしたいという方は、下記のサイトで折り方を確認してみてください。
コピー用紙でお金を包む方法(中包み)
- A4のコピー用紙を図のように斜めに配置し、右上部を2.5㎝~3㎝程度残すようにして、折り目が真っ直ぐになるように左角を折ります。
- 折った部分に人物が上になるようにしてお札を挟み、今度は下の角をお札にあわせてかぶせて折ります。
- 次も同じようにして、上の角をお札にあわせて折ります。
- 上を折ったら、今度は右の角をお札に合わせてかぶせて折ります。
- 最後に残った部分を裏側に折って完成となります。
- 図のように、表の左上部分に「空き」と呼ばれる三角形ができていれば成功です。
ちなみに、この折り方は慶事用(お祝い事)の折り方となり、逆の折り方をすれば弔事用(お悔やみ事)となります。
お年玉袋にお金を入れる時のマナー
現在では、様々なポチ袋が販売されていますが、三つ折りで入らない大きさのものは、硬貨用だと考えられます。
ポチ袋に入らないからといって、四つ折りにしたり、折り紙のように折って入れたりするのはマナー違反だとされていますので、気をつけてください。子供は全く気にしないと思いますが・・・
また、お年玉は、新しい年の始まりをお祝いして渡すものなので、新札で用意するのが良いとされています。
忙しくて新札を用意できなかった場合は、できるだけシワのないお札を選んで入れるようにしましょう。
新札は銀行や郵便局で替えてもらえるよ!
年末は忙しい時期でもあるから、常に新札をストックしておくと良いね。
裏技として、しわしわのお金をキレイに伸ばす方法もあるよ!
ちなみに、お年玉袋(ポチ袋)はノリで貼る必要はなく、封はせずにただ折り曲げるだけにするのが基本とされています。
これは、相手に手間を与えず、さっと取り出せるようにとの考えが理由なようです。
しかし、購入したお年玉袋にシールがついている場合には、シールを貼っても構わないようなので、ノリは使わず、簡単にはがせるシールだけを貼るようにすると良いでしょう。
お年玉はいつまでに渡す?
お年玉は、基本的には『松の内(まつのうち)』の期間に渡すと良いと言われています。
松の内の期間は地域によって違い、下記のとおりとなっています。
- 【関東地方】は1月1日~1月7日まで
※地域によって6日の夜までというところもあります。 - 【関西地方】は1月1日~1月15日まで
- 【九州地方】は1月1日~1月7日まで
※地域によって8日・10日・15日までというところもあります。
松の内に関しては、下記の「松の内の意味とは?」の記事で詳しく紹介していますので、よろしければ御覧ください。
【2023年】松の内の意味とは?いつからいつまで?関西と関東では違う?
お正月のある期間を表す言葉なのですが、若い方は聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんね。 また、「松の内」 ...
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お年玉は、お正月の期間とされる松の内までとは言われていますが、お年玉を渡す期間に明確な決まりはありませんので、松の内を過ぎてしまった場合にもお年玉を渡すことは可能です。
「遅くなってしまってごめんね!」と一言そえてお年玉を渡すと、きっと子供さんも喜んでくれることでしょう。
お年玉を渡せない場合の対処法
仕事の都合でお正月に実家に帰れなかった場合や、松の内からあまりに期間があいてしまう場合には、次のような方法で渡す方法もあります。
- 実家の両親に変わりに渡してもらう
- 郵便局から現金書留で郵送する
- 会った時にお年玉があげられなかったと、お小遣いとして渡す
郵送する場合、「手紙のようにポチ袋を封筒に入れて普通に郵送してはダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、郵便法第84条では、『不法に郵便に関する料金を免れ、又は他人にこれを免れさせた者は、これを30万円以下の罰金に処する。』とあります。
簡単に説明すると、『現金を郵送する場合は正しい方法で送らないと法律違反となる』ということです。
現金書留は、現金を送る正しい方法になりますので、お年玉袋に入れたお金を専用封筒に入れて郵便局から送るようにしましょう。
専用封筒には21円かかり、通常の郵送料に加え、現金書留代(1万円までは435円、それ以降は5000円ごとに10円が加算)がかかります。
※2022年11月の情報です。
送れる金額は50万円までで、何かトラブルがあった時の損害要償額は郵送時に申し出た金額までとなりますので、正しく申告するようにしてくださいね。
なかなか親戚の子供に会えないけど、お年玉をあげたいという方はぜひ現金書留で送ってあげてください。
自分宛てにお年玉が届いたら、嬉しいな~
お年玉袋を売っている場所は?
お年玉袋は、今やどこでも見かけるようになりました。
主なお年玉袋を購入できる場所としては下記のような場所があります。
- コンビニ
- スーパー
- ホームセンター
- 郵便局
- 文具雑貨店
- 100円ショップ
- ネット通販
など
なかでも、文具雑貨店やネット通販では、様々な種類のポチ袋を販売していることが多いので、珍しいポチ袋をゲットしたい方には大変オススメです。
また、郵便局では、毎年キットカットとコラボした『ポチ袋付きキットカット』を販売しており、子供ウケの良い商品として人気がありますので、一度チェックしてみてくださいね。
手作りお年玉袋の作り方
お年玉袋は、折り紙が一枚あれば作ることができるのをご存知でしょうか。
ここでは、簡単に作ることができる可愛らしいお年玉袋の作り方を紹介します。
たくさん作りたくなる可愛らしいお年玉袋
こちらは、3種類のポチ袋の作り方を紹介してくれている動画になります。
100円ショップで様々な柄の折り紙が販売されていますので、折り紙を1つ買うだけでたくさんのポチ袋が作れます。
たくさん渡さないといけない人には経済的で大変オススメです。
十二支にちなんだお年玉袋
こちらは、2023年(令和5年)の干支である『うさぎ』の形をしたポチ袋になります。
干支をモチーフにしているので、小さい子供に今年の干支を教えるにはピッタリのお年玉袋となりますね。
様々なお年玉袋を紹介
お年玉袋といっても、可愛らしいお年玉袋から、センスの光るお年玉袋まで、毎年様々なお年玉袋が販売されています。
そこで、子供の記憶にも残るような素敵なお年玉袋をいくつか紹介していきたいと思いますので、お年玉袋選びの参考にしてみてください!
印鑑ケースにもなるお年玉入れ
こちらは、紙で作られた筒型のお年玉入れです。
2023年(令和5年)の干支である『うさぎ』がデザインされているため、年男・年女となる『卯年生まれ』の人へあげるお年玉入れにぴったりなお年玉入れとなっています。
開けるときに「ポンッ」と鳴る音が心地よく、お年玉としてもらった後は、印鑑入れやお薬入れとしても使用できるため、心に残る素敵なお年玉となるのではないでしょうか。
遊び心が詰まったお年玉入れ
こちらのお年玉入れは、おみくじが一緒になった「ポチみくじ」と、ぽち袋を広げると福笑いの遊びができる「ポチ笑い」になります。
「ポチみくじ」は15種類、「ポチ笑い」は6種類あり、その中から好きな絵柄を6柄選ぶことができます。
おみくじの内容は、「にこにこ吉」・「ハッピー吉」・「らっきー吉」・「きらきら吉」・「るんるん吉」・「わっしょい吉」の6種類がありますが、内容は選ぶことができないので、届いてからのお楽しみです。
くじの裏側に自分なりの言葉で「家事を率先してお手伝いするともっと良いことがあるかも!」や「お餅を5個食べると大吉」など、メッセージを書いておくとより楽しめるかもしれません。
※写真をクリックすると【楽天市場】の購入サイトへアクセスします。
折らないタイプのお年玉袋
こちらは、立体的なペーパークラフトが可愛らしい『midori』のお年玉袋になります。
干支のうさぎ以外にも、縁起をかついだデザインのものや、三つ折りにして入れるポチ袋なども販売されていますので、サイトの方でぜひチェックしてみてください。
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お年玉袋の処分方法
皆さんは、お年玉をもらった後のお年玉袋はどのようにしていらっしゃいますか?
「お年玉袋は気持ちがこもった大切なものなので、捨てずに保管している」という方や、「保管していても溜まる一方なのですぐに捨ててしまう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昔は『お祝儀袋は保管しておくもの』が常識だったようですが、現在では収納スペースの確保の難しさなどから、『処分しても良い』という認識へと変わってきているようです。
しかし、もらった後にすぐ捨てるというのは、大変失礼な行為になってしまいますので、処分の時期や仕方には注意しましょう。
また、記念として残して置きたいという方は、子供と一緒に写真で残しておくと場所をとる心配もなく、思い出としても残るのでオススメです。
お年玉袋は最低でも松の内までは保管するのが基本
お年玉袋を処分する時期としては、最低でもお正月の期間である『松の内までは保管』し、その後に処分するのが良いと言われています。
処分方法としては、次の方法があります。
- お年玉袋にお清めの塩を振り、白い紙や新聞紙などで包んで燃えるゴミの一番上に入れて感謝の気持ちを込めて処分する
- 神社のお焚き上げで処分する
- 1月15日頃に行われる「どんど焼き(左義長)」で処分する
神社によってはお焚き上げを行っていないところもありますので、行かれる際には神社に問い合わせてから行かれるようにしてくださいね。
また、どんど焼きでは、そこで購入したお正月飾り以外は受け付けないというところもありますので、注意が必要です。
お年玉袋を英語で表現すると?
お年玉袋を英語にすると、次のように表現されています。
『money envelope for new year celebration』
(新年のお祝いのためのお金を入れる封筒)
『New Year's gift envelope』
(新年の贈り物用封筒)
まとめ:お年玉袋に名前を書く時は愛称でも良い
- お年玉袋の表は相手の名前、裏は自分の名前を書くのが基本だが、必ずしも書く必要はない
- 表に名前が書けない場合は、裏の右上に相手の名前を書く
- お年玉は目上の人から目下の人へ渡すもの
- 目下の人から目上の人へ渡す場合は、「御年賀」となる
- 1万円まではポチ袋、1万円を越える場合は祝儀袋を用いる
- お年玉は松の内までに渡すもの
いかがでしたでしょうか。
お年玉袋に名前を必ずしも書く必要がないことが分かりましたが、〇〇くんへと自分の名前が書いてあるとなんだか嬉しいものです。
今まで名前を書いていなかったという方は、ぜひ名前を書いて渡してあげてくださいね。
ちなみに、子供が1人の家庭と、子供が3人いる家庭でお年玉を渡し合う場合、学年にもよりますが、渡す金額が不平等になってしまいますよね。
このことから、差額分を親間でやり取りしているという方がいる一方、中には、不平等だと言えずにモヤモヤした気持ちを抱えたままだという方もいらっしゃるようです。
お年玉は、子供に喜んでほしいという気持ちから渡すものですので、あまり金銭のことを問題にしたくはないですが、今後も気持ちよく関係を続けていけるよう、多くもらっている側としては、差額分を調整したり、金額のことを話し合ったり、何か別のことでお返しをしたりするなどの配慮が必要と言えるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。