五黄の寅(ごうのとら・ごおうのとら)の意味や男性・女性の運勢とは?

白い虎の写真

皆さんは、「ごおうのとらごうのとら」という言葉を聞いたことがありますか?

よく「五黄の寅の女性は気が強い」や、「五黄の寅は最強」と言われているのですが、なぜそのように言われるのかご存じでしょうか。

そこで、この記事では、

・「五黄の寅」の意味
・五黄の寅が「気が強い」と言われる理由

・「五黄の寅」となるのはいつか
・「五黄の寅」の女性と男性のそれぞれの運勢
・「五黄の寅」の有名人

について解説・紹介していきます。

五黄の寅(ごおうのとら)の意味とは

虎のイラスト

五黄の寅(ごおうのとら)』は、「ごうのとら」とも呼ばれていますが、正式には「ごおうのとら」が正しい読み方です。

五黄の寅(ごおうのとら)は、「五黄土星(ごおうどせい)の年」と十二支の「寅年」重なった年のことを表す言葉となっています。

九星気学において最強の運勢と言われる「五黄土星」と、十二支の中で最も運勢が強いと言われる「寅年」が重なった、非常に強い運勢を持つ年のことを言います。

五黄土星とは

五黄土星」とは、中国の星占いが元となって作られた「九星気学(きゅうせいきがく)」の中の星の一つで、星は全部で9つあり、1年ごとに星が変わります。

※ここでの星は天体とは関係はなく、占いとしての星のことです。

九星気学の中では、1年は立春(毎年2月4日ごろ)から始まりますので、立春を境に星が変わっていくことになります。

ちなみに立春は、黄道を通る太陽の角度で決められているので、毎年1日前後日にちが変わります。

九星とは

九星は、下記の要素などを元に、人の生まれた年からその人の性格や運勢、家相などの吉凶を占う指標とされています。

五行(ごぎょう)】・・・「木・火・土・金・水」の5つの属性
八掛(はっけ)】・・・自然の要素とされる「天・沢・火・雷・風・水・山・地」から作られた8つの基本の象形
】・・・白・黒・碧・緑・黄・赤・紫
方位】・・・後天定位盤の星の方位
※後天定位盤とは、上記のような星の位置を表した図のことを言います。

では、九星についてそれぞれ紹介します。ちなみに、九星の性格も載せていますので、次の見出しの生まれ年の表から自分の九星を探して見て下さいね。

一白水星(いっぱくすいせい)

  • 五行・・・水
  • 八卦・・・坎(水)
  • 色・・・白
  • 方位・・・北

基本の性格:しっかりとした芯を持っている人が多く、どんなことに対しても順応していく力があり、才能を存分に発揮することができると言われています。
また、社交的な場を好み、広い人間関係が築いていくことができる人でもあるようです。しかしながら友人は少なく、悩み事を一人で抱えてしまったり、嫌いと思った相手に対して冷たい態度をとってしまったりする傾向があるので注意が必要と言われています。

二黒土星(じこくどせい)

  • 五行・・・土
  • 八卦・・・坤(地)
  • 色・・・黒
  • 方位・・・西南

基本の性格:相手に対して優しく接することが出来る人が多く、自分のことよりも相手のことを優先する傾向があり、人から好感を抱かれやすいと言われています。また、見返りを求めることがなく、慈悲深い心を持っている人ともされています。しかしながら、物事に対し判断力に欠ける所や、わがままな一面もあるようなので注意が必要と言われています。

三碧木星(さんぺきもくせい)

  • 五行・・・木
  • 八卦・・・震(雷)
  • 色・・・碧
  • 方位・・・東

基本の性格:積極的で決断力があり、はっきりと意思表示をすることができる人が多いと言われています。また、正義感が強く、才能があり、人に親切にできる人でもあるようです。しかしながら、計画性に欠ける一面があったり、辛いことがあると途中で投げ出してしまったりと感情のコントロールが苦手な人とも言われています。

四緑木星(しりょくもくせい)

  • 五行・・・木
  • 八卦・・・巽(風)
  • 色・・・緑
  • 方位・・・東南

基本の性格:平和主義な人が多く、家族や友人を大切にする優しい人柄な人が多いと言われています。また、努力家で、物腰が柔らかく、楽観的な性格でもあるようです。しかしながら優柔不断な一面や、相手に流される傾向があり、人に騙されてしまう恐れがあるので注意が必要と言われています。

五黄土星(ごおうどせい)

  • 五行・・・土
  • 八掛・・・なし
  • 色・・・黄
  • 方位・・・中央

基本の性格:どんな困難にも立ち向かい、人を統率していく力を持った人が多いと言われています。また、意志が強く、情け深い一面も持っているため、困っている人がいると迷わず助ける人ともされています。しかしながら、圧倒的なパワーで人を怯えさせてしまうことや、プライドが高いことで意見を押しつけてしまうことがあるようなので注意が必要と言われています。

六白金星(ろっぱくきんせい)

  • 五行・・・金
  • 八卦・・・乾(天)
  • 色・・・白
  • 方位・・・西北

基本の性格:責任感が強く、ひたむきに最後まで努力できる人が多いと言われています。また、冷静に物事を判断できる人で、思いやりがあり、嘘や不正などを嫌う人ともされています。しかしながら、型にはまりすぎてしまい、応用が効かなかったり、自分の気持ちを上手く伝えることができなかったりするところがあると言われています。

七赤金星(しちせききんせい)

  • 五行・・・金
  • 八卦・・・兌(沢)
  • 色・・・赤
  • 方位・・・西

基本の性格:人の気持ちを読む力が高く、社交的で話し上手な人が多いと言われています。また、楽しいことは人と共有したい人で、サービス精神が旺盛なところもあり、周囲からの人望が厚い人ともされています。しかしながら、自己主張が強く、マイペース過ぎて相手を困らせてしまう一面も持っているため、注意が必要と言われています。

八白土星(はっぱくどせい)

  • 五行・・・土
  • 八卦・・・艮(山)
  • 色・・・白
  • 方位・・・東北

基本の性格:決断力があり、強い精神力を持った真面目な人が多いと言われています。また、弱音を吐いたり、途中で諦めたりすることはなく、着実に成功の道を進んでいける人ともされています。しかしながら、他人に厳しくあたってしまったり、他人のことになると迷いが生じ、決断力が発揮できないとも言われています。

九紫火星(きゅうしかせい)

  • 五行・・・火
  • 八卦・・・離(火)
  • 色・・・紫
  • 方位・・・南

基本の性格:とても明るく、可愛らしい性格で、自分の世界観を大切にしている華やかな人が多いと言われています。また、情熱家で感性に優れた一面もあり、好きなことに対して、とことん打ち込むことができる人とされています。しかしながら、気持ちが移ろいやすく、自分中心になりすぎるところがあるため注意が必要と言われています。

五黄の寅の人が生まれた年はいつ?

では、五黄土星の年と寅年とが重なる年がいつになるのか確認してみましょう。

※九星は「立春を境に変わっていきますので、範囲としては、表に書いてある年の2月4日頃~翌年の2月3日頃までとなります。

一白
水星
二黒
土星
三碧
木星
四緑
木星
五黄
土星
六白
金星
七赤
金星
八白
土星
九紫
火星
1910
1911
1912
1913
1914
1915
1916
1917
1918
1919
1920
1921
1922
1923
1924
1925
1926
1927
1928
1929
1930
1931
1932
1933
1934
1935
1936
1937
1938
1939
1940
1941
1942
1943
1944
1945
1946
1947
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970
1971
1972
子子
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025
2026

表を見てみると、1914年・1950年・1986年・(2022年)が五黄土星の寅年となっています。従って、立春(2月4日頃)を境に寅年となることを考えると、下記の年が『五黄の寅』となります。

  • 1914年(大正3年)2月5日~1915年2月4日まで
    (1914年は2月5日が立春で、翌年は2015年2月5日が立春であったため)
  • 1950年(昭和25年)2月4日~1951年2月4日まで
    (1950年は2月4日が立春で、翌年は1951年2月5日が立春であったため)
  • 1986年(昭和61年)2月4日~1987年2月3日まで
    (1986年は2月4日が立春で、翌年は1987年2月4日が立春であったため)
  • 2022年(令和4年)2月4日頃~翌年3日頃まで

「五黄の寅」は、36年に1度巡ってくることが分かりますね。

現在では、1986年2月4日~1987年2月3日生まれの人が一番若い五黄の寅となっていますが、次は2022年(令和4年)2月4日頃~が五黄の寅となります。

五黄の寅に生まれた、男女それぞれの性格は?

2匹の虎の写真

五黄の寅が「最強」や「ヤバい」と言われる理由は、九星の中で最もパワーを持ち、強運とされる「五黄土星」と、十二支の中で最も強い運気とされる「」が重なったことが由来となっているようです。

また、昔から五黄の寅の女性は『夫を尻に敷いて命を縮める』と言われることがありますが、女性でこの運勢を持つと『強すぎる』とされたことが要因と考えられています。

当時女性は控えめな方が良いとされる傾向があり、「五黄の寅」生まれの女性は結婚に向かないと敬遠されることもあったようです。

では、実際に五黄の寅の性格はどのような性格とされているのか見てみましょう。

五黄の寅生まれ(男性の場合)

五黄の寅の男性は、他人の評価よりも自分の生き方を大切にしており、チームプレーよりも個人プレーを好む性質があるようです。

また、プライドが高く、気が強いとも言われています。

あまり多くは語らない物静かな人が多いようですが、嫌なことは迷わず断れる強い心を持っており、困っている人がいるとほっておけない優しい一面もあるとされています。

出世欲は強く、自ら動いて環境を変えていく力を持っているため、リーダーとしての素質があり、着実に出世していく運も持ち合わせていると言われています。

五黄の寅生まれ(女性の場合)

五黄の寅の女性は、ストレートに思ったことを伝える人が多く、思い立ったら迷わず行動できるいさぎよい性格の人とされています。

あまり周りの人と群れることは少なく、一匹狼のような人が多い一方、リーダーとして周りを引っ張っていく人も多いようです。

プライドは高く、自分の信念は曲げない気が強い性格とされていますが、しっかりとした人が多いので結婚には向いており、子育ても上手だと言われています。

五黄の寅の人の運勢は?

虎の写真

『五黄土星』は後天定位盤で中央に位置する星で、全ての星に影響を及ぼす帝王の星とされています。

とても強い運勢となっているため、どんな困難にも乗り越えていく力が備わっており、総合的な運勢に恵まれるようです。

しかしながら、幼少期には苦労することが多く、変化の多い人生を歩むとされているため、若いうちは努力を重ねることが大事とされ、年齢を重ねると共に次第に運気が上昇すると言われています。

この『五黄土星』の運勢に寅の運勢が加わることで、より強い運気となり、最強の運勢となるとされています。

五黄の寅の人と相性のいい干支とは

「五黄の寅」(寅年)と相性がいいと言われているのは、『午(うま)年』『戌(いぬ)年』と言われています。

寅と午と戌は、「三合(さんごう)」の関係と言われており、自分に足りないものを補い合う関係とされています。

午年

馬の写真

お互いに明るく活発な性格で、協力関係になると良い関係が築けると言われています。

戌年

犬の写真

戌は考え方が似ている寅に対して心を開くとされ、協力関係になると困難も乗り越えられる関係と言われています。

悪い相性

ちなみに、相性が悪いと言われているのは、『申(さる)年』と『亥(いのしし)年』で、「申」に対しては、イライラする関係となり、「亥」に対しては激しく意見がぶつかる関係となるようです。

しかし、「亥」とは「支合(しごう)」の関係となっており、寅が亥の気持ちに対し理解を示すことができれば、強い協力関係を結べるとも言われています。

猪と虎の写真

五黄の寅に生まれた有名人は?

では最後に、「五黄の寅」に生まれた有名人をご紹介します。

  • 北川景子(1986年8月22日)
  • 石原さとみ(1986年12月24日)
  • 沢尻エリカ(1986年4月8日)
  • 杏(1986年4月14日)
  • 上野樹里(1986年5月25日)
  • 篠田麻里子(1986年3月11日)
  • 三倉茉奈・佳奈(1986年2月23日)
  • 比嘉愛未(1986年6月14日)
  • 井上真央(1987年1月9日)
  • 中村倫也(1986年12月24日)
  • 亀田興毅(1986年11月17日)
  • 勝地涼(1986年8月20日)
  • 増田貴久(1986年7月4日)
  • 本田圭佑(1986年6月13日)
  • 亀梨和也(1986年2月23日)
  • 和田アキ子(1950年4月10日)
  • 八代亜紀(1950年8月29日)
  • 辺見マリ(1950年10月5日)
  • 志村けん(1950年2月20日)
  • 舘ひろし(1950年3月31日)
  • 池上彰(1950年8月9日)
  • 梅沢富美男(1950年11月9日)
  • 久石譲(1950年12月6日)

五黄の寅生まれの有名人は、豪華な顔ぶれとなっていますね。

まとめ:五黄の寅は、五黄土星と寅年が重なった年のこと

寅の子供を抱く人のイラスト
  • 五黄の寅は、36年に1度巡ってくる
  • 九星は、その年の立春(2月4日頃)から来年の立春の前日までの期間となっている
  • 次の「五黄の寅」は2022年(令和4年)の立春から
  • 五黄土星・寅年どちらも強い運気を持っている

いかがでしたでしょうか、「五黄の寅」は九星気学と十二支において、最強の運勢と言われる二つの年が重なった年ということが分かりました。

昔は「五黄の寅」に生まれた女性は忌み嫌われるということがあったようですが、決して九星気学で言われている「五黄の寅」の運勢や性格が当てはまるというわけではありません。

生まれ年だけで考えてしまうと、五黄の寅生まれは皆同じ運勢になってしまいますよね。

九星気学では「生まれ年の星」は「本命星」と言うのですが、運勢や性格は本命星だけで決められるものではなく、生年月日や生まれた時間、名前などの運勢によって人の運勢はそれぞれ変わってくると言われています。

また、九星気学はあくまでも悪い運命を避けて幸運な運命を切り開くものとされていますので、人の行動によって運命は変わるということが一番大事なことだと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。