豆知識

五黄の寅(ごうのとら・ごおうのとら)の意味や男性・女性の運勢とは?

2020年8月26日

白い虎の写真

皆さんは、「ごおうのとらごうのとら」という言葉を聞いたことがありますか?

よく「五黄の寅の女性は気が強い」や、「五黄の寅は最強」と言われているのですが、なぜそのように言われているのかご存知でしょうか。

そこで、この記事では、

  • 「五黄の寅」の意味
  • 五黄の寅が「気が強い」と言われる理由
  • 九星の基本の性格とは
  • 「五黄の寅」となるのはいつ?
  • 「五黄の寅」の女性と男性のそれぞれの運勢
  • 「五黄の寅」の有名人

について解説・紹介していきます。

五黄の寅(ごおうのとら)の意味とは

虎のイラスト

五黄の寅(ごおうのとら)』は、「ごうのとら」とも呼ばれていますが、正式には「ごおうのとら」が正しい読み方になります。

五黄の寅(ごおうのとら)は、五黄土星(ごおうどせい)の年と十二支の寅年重なった年のことを表す言葉です。

九星気学において最強の運勢と言われる「五黄土星」と、十二支の中で最も運勢が強いと言われる「寅年」が重なった、非常に強い運勢を持つ年のことを言います。

五黄土星とは

五黄土星」とは、中国の星占いが元となって作られた九星気学(きゅうせいきがく)」の中の星の一つで、星は全部で9つあり、1年ごとに星が変わります。

まめすけ

ここでの「星」とは天体とは関係のない占いとしての星のことだよ。

九星気学の中では、1年は立春(毎年2月4日ごろ)から始まりますので、立春を境に九星が変わっていくことになります。

ちなみに立春は、黄道を通る太陽の角度で決められているので、毎年1日前後日にちが変わります。

九星とは

九星は、下記の要素などを元に、人の生まれた年からその人の性格や運勢、家相などの吉凶を占う指標とされています。

五行(ごぎょう)「木・火・土・金・水」の5つの属性
八卦(はっけ)自然の要素とされる「天・沢・火・雷・風・水・山・地」から作られた8つの基本の象形
白・黒・碧・緑・黄・赤・紫
方位後天定位盤(こうてんじょういばん)の星の方位
※後天定位盤とは、上記のような星の位置を表した図のことを言います。

では、九星についてそれぞれ紹介します。
ちなみに、それぞれの九星の性格もそ載せていますので、次の見出しの生まれ年の表から自分の九星を探してみてくださいね。

一白水星(いっぱくすいせい)

  • 五行・・・水
  • 八卦・・・坎(水)
  • 色・・・白
  • 方位・・・北

基本の性格

しっかりとした芯を持っている人が多く、どんなことに対しても順応していく力があり、才能を存分に発揮することができると言われています。
また、社交的な場を好み、広い人間関係が築いていくことができる人でもあるようです。しかしながら友人は少なく、悩み事を一人で抱えてしまったり、嫌いと思った相手に対して冷たい態度をとってしまったりする傾向があるので注意が必要と言われています。

二黒土星(じこくどせい)

  • 五行・・・土
  • 八卦・・・坤(地)
  • 色・・・黒
  • 方位・・・西南

基本の性格

相手に対して優しく接することが出来る人が多く、自分のことよりも相手のことを優先する傾向があり、人から好感を抱かれやすいと言われています。また、見返りを求めることがなく、慈悲深い心を持っている人ともされています。しかしながら、物事に対し判断力に欠ける所や、わがままな一面もあるようなので注意が必要と言われています。

三碧木星(さんぺきもくせい)

  • 五行・・・木
  • 八卦・・・震(雷)
  • 色・・・碧
  • 方位・・・東

基本の性格

積極的で決断力があり、はっきりと意思表示をすることができる人が多いと言われています。また、正義感が強く、才能があり、人に親切にできる人でもあるようです。しかしながら、計画性に欠ける一面があったり、辛いことがあると途中で投げ出してしまったりと感情のコントロールが苦手な人とも言われています。

四緑木星(しりょくもくせい)

  • 五行・・・木
  • 八卦・・・巽(風)
  • 色・・・緑
  • 方位・・・東南

基本の性格

平和主義な人が多く、家族や友人を大切にする優しい人柄な人が多いと言われています。また、努力家で、物腰が柔らかく、楽観的な性格でもあるようです。しかしながら優柔不断な一面や、相手に流される傾向があり、人に騙されてしまう恐れがあるので注意が必要と言われています。

五黄土星(ごおうどせい)

  • 五行・・・土
  • 八掛・・・なし
  • 色・・・黄
  • 方位・・・中央

基本の性格

どんな困難にも立ち向かい、人を統率していく力を持った人が多いと言われています。また、意志が強く、情け深い一面も持っているため、困っている人がいると迷わず助ける人ともされています。しかしながら、圧倒的なパワーで人を怯えさせてしまうことや、プライドが高いことで意見を押しつけてしまうことがあるようなので注意が必要と言われています。

六白金星(ろっぱくきんせい)

  • 五行・・・金
  • 八卦・・・乾(天)
  • 色・・・白
  • 方位・・・西北

基本の性格

責任感が強く、ひたむきに最後まで努力できる人が多いと言われています。また、冷静に物事を判断できる人で、思いやりがあり、嘘や不正などを嫌う人ともされています。しかしながら、型にはまりすぎてしまい、応用が効かなかったり、自分の気持ちを上手く伝えることができなかったりするところがあると言われています。

七赤金星(しちせききんせい)

  • 五行・・・金
  • 八卦・・・兌(沢)
  • 色・・・赤
  • 方位・・・西

基本の性格

人の気持ちを読む力が高く、社交的で話し上手な人が多いと言われています。また、楽しいことは人と共有したい人で、サービス精神が旺盛なところもあり、周囲からの人望が厚い人ともされています。しかしながら、自己主張が強く、マイペース過ぎて相手を困らせてしまう一面も持っているため、注意が必要と言われています。

基本の性格:

八白土星(はっぱくどせい)

  • 五行・・・土
  • 八卦・・・艮(山)
  • 色・・・白
  • 方位・・・東北

基本の性格

決断力があり、強い精神力を持った真面目な人が多いと言われています。また、弱音を吐いたり、途中で諦めたりすることはなく、着実に成功の道を進んでいける人ともされています。しかしながら、他人に厳しくあたってしまったり、他人のことになると迷いが生じ、決断力が発揮できないとも言われています。

九紫火星(きゅうしかせい)

  • 五行・・・火
  • 八卦・・・離(火)
  • 色・・・紫
  • 方位・・・南

基本の性格

とても明るく、可愛らしい性格で、自分の世界観を大切にしている華やかな人が多いと言われています。また、情熱家で感性に優れた一面もあり、好きなことに対して、とことん打ち込むことができる人とされています。しかしながら、気持ちが移ろいやすく、自分中心になりすぎるところがあるため注意が必要と言われています。

五黄の寅の人が生まれた年はいつ?

では、五黄土星の年と寅年とが重なる年がいつになるのか確認してみましょう。

まめすけ

九星は「立春」( 2月4日頃 )を境に変わっていくよ。
通常の1年とは範囲が異なるから注意してね!!

※立春は年によって日にちが変わりますので、2月4日頃の誕生日の方は、生まれ年の立春がいつになるかを下記のサイトで確認してください。

カレンダー・二十四節気一覧

【例】1914年2月4日生まれの方の場合
1914年の立春は2月5日、1915年の立春も2月5日のため、1914年の五黄土星は『1914年2月5日~1915年2月4日まで』となります。
そのため、1914年2月4日生まれの方は「五黄土星」ではなく前年の『六白金星』となります。

一白
水星
二黒
土星
三碧
木星
四緑
木星
五黄
土星
六白
金星
七赤
金星
八白
土星
九紫
火星
1918
1917
1916
1915
1914
1913
1912
1911
1910
1927
1926
1925
1924
1923
1922
1921
1920
1919
1936
1935
1934
1933
1932
1931
1930
1929
1928
1945
1944
1943
1942
1941
1940
1939
1938
1937
1954
1953
1952
1951
1950
1949
1948
1947
1946
1963
1962
1961
1960
1959
1958
1957
1956
1955
1972
1971
1970
1969
1968
1967
1966
1965
1964
1981
1980
1979
1978
1977
1976
1975
1974
1973
1990
1989
1988
1987
1986
1985
1984
1983
1982
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
209
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018

表を見てみると、五黄土星と寅年が重なるのは、1914年・1950年・1986年・2022年となっていますね。

従って、立春を境に九星が変わることを考えると、下記の年が『五黄の寅』となります。

  • 1914年(大正3年)2月5日~1914年12月31日まで
    (1914年の立春は2月5日・1915年は卯年であるため)
  • 1950年(昭和25年)2月4日~1951年12月31日まで
    (1950年の立春は2月4日・1951年は卯年であるため)
  • 1986年(昭和61年)2月4日~1987年12月31日まで
    (1986年の立春は2月4日・1987年は卯年であるため)
  • 2022年(令和4年)2月4日~2022年12月31日まで
    (2022年の立春は2月4日・2023年は卯年であるため)

このように「五黄の寅」は、36年に1度巡ってくることが分かります。

2022年が五黄の虎の年となりましたので、次の五黄の虎は36年後の2058年2月4日~2058年12月31日生まれの方となります。

五黄の寅に生まれた、男女それぞれの性格は?

2匹の虎の写真

五黄の寅が「最強」や「ヤバい」と言われる理由は、九星の中で最もパワーを持ち、強運とされる「五黄土星」と、十二支の中で最も強い運気とされる「」が重なったことが由来となっているようです。

また、五黄の寅の女性は『夫を尻に敷いて命を縮める』と言われることがありますが、女性でこの運勢を持つと『強すぎる』とされたことがこのように言われる要因と考えられています。

昔は、女性は控えめな方が良いとされる傾向があり、「五黄の寅」生まれの女性は結婚に向かないと敬遠されることもあったようです。

では、実際に五黄の寅の性格はどのような性格とされているのか見てみましょう。

五黄の寅生まれ(女性の場合)

五黄の寅の女性は、ストレートに思ったことを伝える人が多く、思い立ったら迷わず行動できるいさぎよい性格の人とされています。

あまり周りの人と群れることは少なく、一匹狼のような人が多い一方、リーダーとして周りを引っ張っていく人も多いようです。

プライドは高く、自分の信念は曲げない気が強い性格とされていますが、しっかりとした人が多いので結婚には向いており、子育ても上手だと言われています。

五黄の寅生まれ(男性の場合)

五黄の寅の男性は、他人の評価よりも自分の生き方を大切にしており、チームプレーよりも個人プレーを好む性質があるようです。

また、プライドが高く、気が強いとも言われています。

あまり多くは語らない物静かな人が多いようですが、嫌なことは迷わず断れる強い心を持っており、困っている人がいるとほっておけない優しい一面もあるとされています。

出世欲は強く、自ら動いて環境を変えていく力を持っているため、リーダーとしての素質があり、着実に出世していく運も持ち合わせていると言われています。

五黄の寅の人の運勢は?

虎の写真

『五黄土星』は後天定位盤で中央に位置する星で、全ての星に影響を及ぼす帝王の星とされています。

とても強い運勢となっているため、どんな困難にも乗り越えていく力が備わっており、総合的な運勢に恵まれるようです。

しかしながら、幼少期には苦労することが多く、変化の多い人生を歩むとされているため、若いうちは努力を重ねることが大事とされ、年齢を重ねると共に次第に運気が上昇すると言われています。

この『五黄土星』の運勢に寅の運勢が加わることで、より強い運気となり、最強の運勢となるとされています。

五黄の寅の人と相性のいい干支とは

「五黄の寅」(寅年)と相性がいいと言われているのは、『午(うま)年』『戌(いぬ)年』と言われています。

寅と午と戌は、「三合(さんごう)」の関係と言われており、自分に足りないものを補い合う関係とされています。

午年(うまどし)

馬の写真

お互いに明るく活発な性格で、協力関係になると良い関係が築けると言われています。

戌年(いぬどし)

犬の写真

戌は考え方が似ている寅に対して心を開くとされ、協力関係になると困難も乗り越えられる関係と言われています。

悪い相性

ちなみに、相性が悪いと言われているのは、『申(さる)年』と『亥(いのしし)年』で、「申」に対しては、イライラする関係となり、「亥」に対しては激しく意見がぶつかる関係となるようです。

しかし、「亥」とは「支合(しごう)」の関係となっており、寅が亥の気持ちに対し理解を示すことができれば、強い協力関係を結べるとも言われています。

猪と虎の写真

五黄の寅に生まれた有名人は?

では最後に、「五黄の寅」に生まれた有名人をご紹介します。

  • 北川景子(1986年8月22日)
  • 石原さとみ(1986年12月24日)
  • 沢尻エリカ(1986年4月8日)
  • 杏(1986年4月14日)
  • 上野樹里(1986年5月25日)
  • 篠田麻里子(1986年3月11日)
  • 三倉茉奈・佳奈(1986年2月23日)
  • 比嘉愛未(1986年6月14日)
  • 中村倫也(1986年12月24日)
  • 亀田興毅(1986年11月17日)
  • 勝地涼(1986年8月20日)
  • 増田貴久(1986年7月4日)
  • 本田圭佑(1986年6月13日)
  • 亀梨和也(1986年2月23日)
  • 和田アキ子(1950年4月10日)
  • 八代亜紀(1950年8月29日)
  • 辺見マリ(1950年10月5日)
  • 志村けん(1950年2月20日)
  • 舘ひろし(1950年3月31日)
  • 池上彰(1950年8月9日)
  • 梅沢富美男(1950年11月9日)
  • 久石譲(1950年12月6日)

五黄の寅生まれの有名人は、豪華な顔ぶれとなっていますね。

まとめ:五黄の寅は、五黄土星と寅年が重なった年のこと

寅の子供を抱く人のイラスト
  • 五黄の寅は、36年に1度巡ってくる
  • 九星は、その年の立春(2月4日頃)から来年の立春の前日までの期間となっている
  • 次の「五黄の寅」は2022年(令和4年)の立春(2月4日)から2022年12月31日まで
  • 五黄土星・寅年どちらも強い運気を持っている

いかがでしたでしょうか。
「五黄の寅」は九星気学と十二支において、最強の運勢と言われる二つの年が重なった年ということが分かりました。

昔は「五黄の寅」に生まれた女性は忌み嫌われるということがあったようですが、決して九星気学で言われている「五黄の寅」の運勢や性格が当てはまるというわけではありません。

生まれ年だけで考えてしまうと、「五黄の寅」生まれは皆同じ運勢になってしまいますよね。

九星気学では「生まれ年の星」は「本命星」と言うのですが、運勢や性格は本命星だけで決められるものではなく、生年月日や生まれた時間、名前などの運勢によって人の運勢はそれぞれ変わってくると言われています。

また、九星気学はあくまでも悪い運命を避けて幸運な運命を切り開くものとされていますので、人の行動によって運命は変わるということが一番大事なことだと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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のすけ

ご覧いただきありがとうございます! 少しばかり私の紹介ですが、息子を育てる父親であり、会社員をしています。 父親として恥ずかしくないよう、皆様と一緒に日本文化について知識を深めていけたらと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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