皆さんは、「吉日」を気にして行動することはありますか?
結婚式やお祝い事の際に、吉日を選ぶという方が多いですが、吉日は「大安」以外にもたくさん種類があるようです。
また、文章の中で日付の代わりに「○月吉日」と用いられることがありますが、これにはどのような意味があるのでしょう。
そこで、この記事では、
- 「吉日」の意味や種類
- 「吉日」と凶日が重なる場合
- 「○月吉日」の意味とは
- 「○月吉日」が使える文書と使えない文書
- ビジネス文書や手紙で使う「吉日」の使い方
- 「思い立ったが吉日」ということわざの意味
- 英語圏にも「吉日」は存在する?
- 「吉日」の英語表現
- 【2023年】吉日一覧カレンダー
について解説・紹介します。
吉日の意味とは
「吉日」は『縁起の良い日』とされ、「物事を行うのに良い日」と言われています。
「吉日」の読み方は『きちじつ』が一般的ですが、『きちにち・きつじつ・きつにち』とも読みます。
最初は、「きちにち」や「きつじつ」と読まれていたようですが、時代の流れと共に、「きちじつ」という読み方が主流になったそうです。
吉日の種類
「吉日」は、「大安(たいあん)」が有名ですね。
実はその他にも、「吉日」と呼ばれる下記のような日がたくさんあります。
- 大安(たいあん)
- 先勝(せんしょう)
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
- 寅の日(とらのひ)
- 巳の日(みのひ)
- 己巳の日(つちのとみのひ)
- 天赦日(てんしゃにち)
- 鬼宿日(きしゅくにち)
- 大明日(だいみょうにち)
- 神吉日(かみよしにち)
- 天恩日(てんおんにち)
- 母倉日(ぼそうにち)
- 月徳日(つきとくにち)
あまり聞いたことがない吉日も多いと思いますので、それぞれの吉日の意味について紹介します。
①【大安(たいあん)】
「大安」は、吉凶占いの『六曜(ろくよう)』の一つで、六曜の中で最も良い日とされる日です。
※吉凶(きっきょう)とは、運の善し悪しのことを言います。
『何事においても成功する日』
とされており、婚礼・納車日・家の着工日などで、「大安」を選ばれる方が多いと言われています。
しかしながら、実は「六曜」の起源は定かではなく、明治時代に多種あった吉凶占いが廃止された中、単純に繰り返すだけの六曜だけが曜日のようなものとして廃止されずに生き残り、広く人々の間に広まったという歴史があります。
そのため、現在では主流の「六曜」ですが、明治以前はあまり意識されていなかった吉凶占いであり、信憑性のない迷信とされています。
②【先勝(せんしょう)】
「先勝」も『六曜』の一つで、「先んずれば即ち勝つ」という意味から、
『何をするにおいても、早く済ませてしまうと良い日』
とされています。
ただし、午前は「吉日」・午後は「凶日」と言われていることから、何か物事を行うという時には「午前中までに済ませるようにした方が良い」と昔から言われています。
特に勝負事には吉日であるとして、訴訟(そしょう)の日に選ばれることも少なくないようです。
ちなみに『先勝』で凶日となるのは、『午後2時~午後6時』までの間となっていますので、ゲンを担ぐ上では午後2時まで、あるいは午後6時以降に行うと、凶を避けることができます。
③【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)】
「一粒万倍日」は、『※選日(せんじつ)』の一つで、大安と同じくらい良い日とされており、「一粒の籾(もみ)が万倍にも増える」という意味から、
『物事を始めるのに良い日』
とされています。
※選日とは、「雑注(ざっちゅう)」とも言われ、どの吉凶占いにも属していないものの総称となっています。
「一粒万倍日」は、開店や、銀行口座の開設、宝くじの購入などに良い吉日として好まれていますが、「借金や無駄な出費は、負の種が万倍にも膨らむ」と言われていますので、避けた方が良いでしょう。
④【寅の日(とらのひ)】
「寅の日」は、十二支の「寅」があてられた日のことで、
『金運を招いてくれる吉日』
とされています。
古来中国では、「虎は1日に千里行って、また帰ってくる力がある」と考えられていたことから、神聖な動物とされていたそうです。
そのため、
「出て行ったお金を呼び戻してくれる」
「旅行に出掛けた後、無事に帰ることができる」
と言われ、旅行や宝くじの購入・銀行口座の開設に向いていると言われています。
⑤【巳の日(みのひ)】
「巳の日」は、十二支の「巳」があてられた日のことで、
『金運が上昇する吉日』
とされています。
蛇(へび)は、昔から「商売繁盛・幸福将来」などの縁起の良い生き物として祀られていたようですが、特に白蛇は『財の神様』とされている「弁財天(べんざいてん)」の使者と考えられてきたそうです。
そのため、「巳の日」にお願い事をすると、「弁財天に願いが伝わり、願いが叶う」として、『金運・財運に御利益がある日』とされるようになったと言われています。
「巳の日」には、宝くじの購入・銀行口座の開設などに御利益があるとされています。
ちなみに、弁財天は嫉妬深い神様として有名で、弁財天を祀る神社に参拝に行く時には、カップルで行くのは避けたほうが良いと言われています。
⑥【己巳の日(つちのとみのひ)】
「己巳の日」は、『※十干(じっかん)』の中で「土」の性質とされる「己(つちのと)」と、十二支の「巳(み)」の日が重なった日のことです。
※「十干」とは、陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)と呼ばれる『この世の全ての物は、陰と陽、そして木・火・土・金・水の5種類の性質から出来ている』という考えを元にして作られた暦のことを言います。
陰陽五行思想において、「土」の性質は、「金(金属)」を生むと考えられていることから、土の性質である「己」と、金運が上昇するとされる「巳の日」が重なる日は、『巳の日以上に金運が高まる日』と考えらています。
「巳の日」は、12日周期で巡ってくるので、「己巳の日」は、60日周期で巡って来ることとなります。
⑦七箇の善日(ななこのぜんにち)
「七箇の善日」は、『※歴注下段(れきちゅうげだん)』の中の7つの吉日の総称のことです。
※「歴注下段」とは、昔の暦の下段に記載された吉凶占いのことを言います。
昔の暦(こよみ)は、上段・中段・下段と分かれてあり、
上段には、日付の他、科学的・天文学的な事柄や年中行事
中段には、北斗七星と十二支の方位による組み合わせを元にした吉凶占いである『十二直(じゅうにちょく)』
下段には、28の星座を用いた吉凶占いである『二十八宿(にじゅうはっしゅく)』や『選日』
といった様々な種類の吉凶占いが記してありました。
このように、暦に書かれた吉凶占いを「暦注(れきちゅう)」と言います。
「十二直」や「二十八宿」といった吉凶占いでは、「今日は〇〇に良い日だが、〇〇はダメな日である」というふうに、毎日の事細かな吉・凶が書かれてありましたので、言ってしまえば毎日が何かしらの吉日であり、凶日でもあったのです。
それでは、歴注下段の7つの吉日とされる「七箇の善日」を見ていきましょう。
【1】【天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)】
「天赦日」は、「百神が天に昇り、天が万物(あらゆること全て)の罪を赦(ゆる)す日」という意味があり、歴注下段の中で最も良い『大吉日(だいきちにち)』とされています。
「天赦日」は、『何を行うにも良い日』とされていることから、引っ越し・開業・婚姻関係・宝くじの購入などを行うには絶好の日と言われています。
しかし、皆が平等に吉日となる日であることから、勝負事には向かないようです。
ちなみに天赦日については、金運上昇の吉日と共に、下記の「天赦日・一粒万倍日とは?」の記事でも紹介していますので、よろしければご覧下さい。
【2022年】天赦日と一粒万倍日はいつ?それぞれの意味についても解説
皆さんは宝くじ売り場で、「天赦日」や「一粒万倍日」と書かれたのぼり旗を見かけたことはありませんか? 「大安(たいあん)」 ...
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【2】【鬼宿日(きしゅくにち・きしゅくび)】
「鬼宿日」は、「鬼が宿(家)にこもる日」という意味があり、鬼に邪魔をされる心配が無いことから、
『何をするにおいても良い吉日』とされています。
しかし、「家に嫁ぐ(入る)」という考えから、婚礼にあたる結婚式や結納、入籍には向かない日となっているため、注意が必要です。
【3】【大明日(だいみょうにち)
「大明日」は、「太陽の光が天地を隅々まで照らす日」という意味があり、
太陽の恵みを受けて『全てのことにおいて上手くいく大吉日』とされています。
特におめでたい行事を行うと良いと言われていますので、婚礼やマイホームの建築、旅行などと相性が良い日となります。
【4】【神吉日(かみよしにち・かみよしび)】
「神吉日」は、「神様のご加護が得られる日」という意味があり、特に神社への参拝やご先祖様を祀ると良い日と言われています。
そのため、より神様のご加護が得られるようにと、「神吉日」には多くの参拝客が訪れるのだそうです。
【5】【天恩日(てんおんにち・てんおんび)】
「天恩日」は、「天が万物を憐(あわ)れみ、天の恩恵を受ける日」という意味があり、
『吉事において神様の恩恵を得られる日』とされています。
そのため、お祝い事をするには最高の日となりますが、ケガやトラブル、借金などの凶事と重なってしまうと悪化したり、長引いたりする恐れがあるため避けるべき日と言われています。
また、「天恩日」は、必ず5日間連続で続くという特徴があります。
【6】【母倉日(ぼそうにち)】
「母倉日」は、「母が子供を慈(いつく)しみ育てるように、天が人を慈しむ日」という意味があり、
『何事においても良い方向に進む』とされています。
特に、恋愛にまつわることに良い日とされていますので、入籍や新居への引っ越し、プロポーズなどにオススメな日です。
【7】【月徳日(つきとくにち・がっとくにち)】
「月徳日」は、「その月の福徳が得られる日」という意味があり、
『何事においても良い日』と言われる日になります。
特に、「土」に関係することが良いようなので、家のリフォームや建築関係に御利益があるとされています。
どの吉日を信じるべき?
さて、ここまでたくさんの「吉日」とされる日を紹介してきましたが、それぞれ吉日となる日は違いますし、様々な吉凶占いと比較してみると、ある吉凶占いでは吉日となるのに、違う吉凶占いでは凶日となることもあります。
※凶日(きょうじつ)とは、物事を行うのに縁起が悪いとされる日のことです。
吉凶占いは、基準となるものがそれぞれ違いますので同日に吉凶が混在してしまうのは仕方が無いことですが、最良の吉日を選びたいといった方は、いったい何を信じていいのか分からなくなってしまう方が多いようです。
吉凶占いは、科学的根拠のない迷信とは分かっていても、「科学では証明できない何かが存在しているのでは?」と考えたり、「この日は吉日ですよ」と言われたりすれば、できれば良いと言われる日を選びたいと思う方も多いのではないでしょうか。
どの吉凶占いもこれが正しいというものは存在していませんので、この占いを信じるべきと言えるものではなく、優劣もありません。
そのため、『自分の信じたい吉凶占いを信じる』というのが基本となりますが、
『今日は天赦日だから良いことが起こるかも』
『天恩日と他の吉日が重なる日はより良い日になりそう』
というふうに、あまりこだわりを持たず、ポジティブに捉えるくらいがちょうど良いようです。
吉日と凶日が重なる場合は?
皆さんが疑問に思うことは、「吉日と凶日が重なった場合どうなるの?」といったことではないでしょうか。
「何事も成就しない日」と言われる『不成就日(ふじょうじゅび)』と重なってしまった場合は、
・「吉日の効果が半減する」
・「吉日の効果がなくなる」
と言われることがあります。
このことから、凶日を避けようとした場合、
『やろうと思っていたことが出来なくなった』
『日取りをなかなか決められない』
などの支障をきたすことになるかもしれません。
凶日であれ吉日であれ、
物事は『その人の行動や心の持ちようで悪くなったり良くなったりするもの』です。
もし、吉日と凶日が重なる日を選び、この先そのことを一生後悔すると思うのであれば、その日を避けるべきだと思います。
しかし、凶日を気にしすぎるあまり、不安になったり、凶日のせいで悪いことが起きたと思ったりするのは良くありません。
私個人の意見になりますが、凶日は「いつもより少し慎重になって行動する日」くらいのものだと考えるほうが、吉凶占いに振り回されない良い取り入れ方となるのではないでしょうか。
「〇月吉日」とは?
「吉日」は、『縁起の良い日』ということを説明しましたが、※慶事関係の招待状などの文書に、日付の代わりに『(令和○年)○月吉日』と用いられることがあります。
※慶事とは、お祝い事のことです。
通常、手紙などの文書には、送付する日付を記載することが作法とされていますが、日付の代わりに「吉日」を用いると、
『慶事に際し、縁起の良い日を選んで書かせていただきました』
という喜ばしい気持ちを相手に伝えると共に、「吉日」という縁起の良い言葉で縁起担ぎを行う意味があります。
そのため、慶事に関する文書で「○月吉日」と用いられることが多いのですが、用いるべきではない文書もありますので、注意が必要です。
「○月吉日」が使える文書の種類とは
「○月吉日」は、どの文書にも用いることができるというわけではなく、
『送付の日付を重要としないお祝い事に関する文書』
に縁起を担ぐ言葉として用いることができます。
では、どのような文書に使用できるのか確認してみましょう。
- 結婚式の招待状や結婚の挨拶状
- 記念式典や祝賀パーティーなどの案内状
- 出産の挨拶状
- 建築儀礼に関するお知らせ
- 開店のお知らせ
- 新築・引っ越しの挨拶状
など
慶事以外に「○月吉日」が用いられている文書
本来の使い方とは異なりますが、
「文書作成時に配布時の正確な日付が決まっていない」
「吉日として出した方が利便性が高い」
といった場合にも、当たり障りない言葉として「吉日」が用いられることがあります。
- 企業からお客様各位へのご案内
- 各種ダイレクトメール
- マンションの掲示板や自治会からの回覧文書
- PTAから保護者へのお知らせ
など
内容にもよりますが、特に発行日は重要とされない文書の場合、日付を「○月吉日」とすることで、
- 「文書の古さを感じさせる心配がない」
- 「縁起の良い言葉で良い印象を与える」
- 「わざわざ日付を作り変える必要がなくなる」
などのメリットがあります。
「吉日」は、お祝い事に限らず、物事を行うのに良い日とされていますので、必ずしも誤った使い方とは言えません。
しかし、本来「○月吉日」は、慶事の際に縁起を担ぐ目的で用いられるようになった言葉ですので慶事以外の文書に「○月吉日」を用いると、違和感を抱く方や、いつ発行された文書なのかを知りたいという方が中にはいらっしゃるようなので注意が必要です。
また、注意喚起や謝罪等の文書の場合、決して喜ばしい内容のものではありませんので、「吉日」という言葉を用いるのは不適切になってしまいます。
そのため、慶事以外の文書には、できるだけ正確な日付を記入することが望ましいと言えます。
「○月吉日」を使うことができない文書
文書の中には、「吉日」という言葉がふさわしくない文書や、日付を正確に書かなければならない文書があります。
それは、『※弔事(ちょうじ)に関するお知らせや、ビジネスで使用する文書』などです。
※弔事とは、お葬式などのお悔やみ事全般のことを言います。
では、具体的にどのような文書があるのか確認してみましょう。
吉日が使えない文書 弔事に関しては、決して喜ばしい出来事ではありませんので、「吉日」を用いるのは失礼にあたります。 また、ビジネスに関する文書では、いつその文書が作成されたのかということがとても重要になるため、曖昧な表現である「○月吉日」は通常用いません。 しかし、例外として記念式典や移転のお知らせ、懇親会(こんしんかい)といった慶事に関する社交文書では、「吉日」を用いることができます。 「吉日」を使用できないものとして注意すべきなのが「遺言書」で、「令和○年○月吉日」と記入してしまった場合、その遺言書は日付が無いものとして判断され『無効』となってしまいますので、正確に日付を記すことが必要となります。 では、ビジネス文書(慶事に関する社交文書)や手紙で用いる際の「吉日」の使い方を解説します。 「吉日」を用いる場合は、「令和○年○月吉日」というように表記し、「令和○年○月○日吉日」と日にちまで書かないようにしましょう。 なぜなら、実際に文書を作成した日が吉日であったとしても、それを前提としてあえて日にちの代わりに縁起を担いで「吉日」と書くからです。 しかし、個人的な日記や、私的なものに書く場合は個人の自由ですので、日付の後に「吉日」と追記していたとしても何も問題はありません。 また、現在は縁起の良い言葉として「吉日」を用いる場合が多いので、必ずしも「吉日」を選んで文書を送付したり、記入したりする必要はありませんが、年配の方は気にする方もいらっしゃいますので、気になる方は消印が「吉日」と同日となるように出すのが無難と言えるでしょう。 通常の文書でも同じですが、縦書きの文書の場合は「漢数字」で数字を記入し、横書きの文書の場合は「算用数字(アラビア数字)」で数字を記入します。 また、日付は和暦・西暦どちらで記入しても良いですが、一般的に和暦で記入されることが多いです。 【縦書きの場合(漢数字)】 文書の書式によって日付を記入する場所が異なりますので注意しましょう。 「吉日」の代わりの言葉としては、次のような言葉があります。 どちらの言葉も、「吉日」と同様に『縁起がよくおめでたい日』という意味があります。 文書を郵便で送付する際、 日付は、発送日もしくは記入日を書くのが基本ですので、「○月吉日」と同月の消印があれば、月をまたいで到着してしまったとしても問題はありません。 また、発送するのが遅れてしまい、消印が翌月となってしまったとしても、数日程度の遅れであればあまり気にする方はいらっしゃらないようです。 ちなみに、結婚式の招待状などでは、いつ出してもよい言葉として『令和○年豊月吉日』を用いる場合もあります。 あまり一般的な言葉ではありませんが、どうしても日付の相違が気になるという方は、「豊月吉日」を用いると良いかもしれませんね。 ことわざの中には、「思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)」という言葉があります。 「思い立ったら吉日」・「思い立つ日が吉日」とも言われますが、「思いついたが吉日」は誤りですので、注意しましょう。 「思い立ったが吉日」は、 「思い立ったが吉日」と同じような意味をもつ「ことわざ」としては、下記のものがあります。 英語圏には、日本のような吉日は存在していないようですが、「13日の金曜日」は『不吉な日』とされています。 日本でも1980年に公開された『13日の金曜日』というアメリカのホラー映画がヒットしましたので、怖いイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。 「13」という数字が忌(い)み嫌われるようになった理由は様々あるようですが、キリスト教徒の間では、イエス・キリストが処刑される前夜に12人の弟子達と晩餐を行った際、 また、キリストが処刑された日が「13日の金曜日」であったということが、「13日の金曜日」が不吉とされる最大の理由と言われています。 アメリカでは13日の金曜日になると、自分の身に何か悪いことが起きるのではと不安になり、体調不良となってしまう「13日の金曜日症候群」と呼ばれる病気まで存在していますので、深刻な問題と言えますね。 「吉日」を英語にすると、次のような言葉で表現できます。 『a lucky day』(幸運の日) 『an auspicious day』(縁起の良い日) それでは最後に、【202年(令和5年)】の吉日を一覧で分かるよう、カレンダー形式で紹介します。 一応凶日である「不成就日」も記載しておきます。 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 ※「大安(安)」・「先勝(勝)」・「寅の日(寅)」・「巳の日(巳)」・「己巳の日(己)」 いかがでしたでしょうか。 あくまでも吉凶占いは迷信とされていますが、宝くじ売り場などで「本日は天赦日」と書かれたのぼり旗を見かけたり、結婚式の日取りで大安を勧められたりすることがありますね。 科学的根拠のない占いでも、今日は良い一日になるでしょうと書いてあるとなんだか気分が良いものです。 吉凶占いを信じるも信じないも個人次第ですが、縁起担ぎの一つとして取り入れることで、より充実した1日を過ごせるかもしれません。 ちなみに、いつが吉日か調べるのが面倒という方は、吉日が分かるカレンダーアプリもあるようなので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。 ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
などビジネス文書や手紙で使う「吉日」の使い方
①吉日を用いる場合は、日にちを書かない
②縦書き・横書きの場合で数字の表記を変える
例)令和三年十一月吉日・二〇二一年十月吉日
【横書きの場合(算用数字)】
例)令和3年11月吉日・2021年10月吉日③吉日以外の言葉
「○月吉日」が月をまたぐ可能性がある時は?
「月末に文書を送付するため、到着が翌月になってしまう」
「文書を出すのが遅れてしまい、翌月に発送することになってしまった」
などの理由で、文書に記入した月と届く月が異なってしまう場合もあると思います。「思い立ったが吉日」の意味とは?
『何か物事を始めようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐに始めるのが良い』
という意味があります。「思い立ったが吉日」と同類のことわざ
吉日は英語圏にも存在する?
「最後となった晩餐に13人集まっていたこと」や
「キリストを裏切ったとされるイスカリオテのユダが13番目の席についていたこと」
などが「13」を忌む理由となっているようです。吉日を英語で表現すると
【2023年】の吉日はいつ?「吉日一覧カレンダー」
2023年(令和5年)
1月日 月 火 水 木 金 土 1
明・神2
明・神
母3
安・明
神・母4
月5
勝・不
神6
万・赦
鬼・恩7
神・恩8
寅・恩9
安・万
神・恩10
恩11
己・明
神・母12
明・神
母・月13
不・明14
明・神15
安・明
神16 17 18
万19
明・神20
寅21
安・不
明・神
恩22
勝・恩
月23
巳・恩
母24
不・明
神・恩
母25
恩26
安・明
神27
神28
勝29
明30
万・神31
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
2月日 月 火 水 木 金 土 1
安・月2
万・神3
勝・鬼
明4
巳5
万・神6
明7
安・神
月8
神9
勝・不10
神・母11
神・母12
万・神13
安・寅
明14
神15
勝・明16
巳・明
神17
不・明
神・月18
明・神19
安・神20
明・神
恩21
不・明
恩22
明・神
恩・母23
安・神
恩・母24
万・恩25
勝・寅26
神27
明・月28
巳
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
3月日 月 火 水 木 金 土 1
安・不
明・神2
万・明
神3
勝・鬼
明・神4
明・神5 6
神・母7
安・恩
母・月8
神・恩9
勝・不
恩10
神・恩11
恩12
己・明
神13
安・明
神14
明15
勝・明
神16
万・明
神17
不・月18
母19
安・母20
明・神21
勝・寅
万・赦22
明・神
恩23
不・恩24
巳・恩25
安・明
神・恩26
恩27
勝・明
神・月28
万・神29 30
明・母31
安・不
鬼・神
母
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
4月日 月 火 水 木 金 土 1 2
勝・寅
万3
神4
明5
巳・母6
安・神
母7
明8
勝・不
神9
神10 11
神12
安・万
神13
神14
勝・寅
明・月15
万・神16
不・明17
巳・明
神・母18
安・明
神・母19
明・神20
不・神21
明・神
恩22
安・明
恩23
明・神
恩24
勝・万
神・恩
月25
恩26
寅27
万・神28
安・不
鬼・明29
巳・母30
勝・明
神・母
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
5月日 月 火 水 木 金 土 1
明・神2
明・神3
明・神4
安・月5
神6
勝・不
恩7
神・恩8
寅・恩
母9
万・神
恩・母10
安・万
恩11
己・明
神12
勝・明
神・月13
明14
不・明
神15
明・神16
安17 18
勝19
明・神20
寅・母21
安・万
明・神
恩・母22
万・恩
月23
不・恩24
明・神
恩25
恩26
鬼・明
神27
安・神28 29
勝・明30
神31
不
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
6月日 月 火 水 木 金 土 1
寅・母
月2
安・万
神・母3
万・明4
巳5
赦・神6
明7
神・月8
安・不
神9 10
勝・神11
万・神12
神13
寅・明
母14
安・神
母15
明16
勝・不
明・神17
万・明
神・月18
安・明
神19
神20
勝・明
神・恩21
明・恩22
不・明
神・恩23
鬼・神
恩24
安・恩25
寅・母26
勝・神
母27
明・月28
万・巳29
万・明
神30
安・不
明・神
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
7月日 月 火 水 木 金 土 1
明・神2
勝・明
神3 4
神5
恩6
安・神
恩7
寅・恩8
勝・不
神・恩9
恩10
己・明
神・母11
万・明
神・母12
安・明13
明・神14
勝・万
明・神15
月16
不17 18
明・神19
勝・寅20
明・神
恩21
鬼・恩22
巳・恩
母23
安・明
神・恩
母24
恩25
勝・明
神・月26
万・神27 28
明29
安・神30 31
勝・不
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
8月日 月 火 水 木 金 土 1
神2
明3
巳・母4
安・万
赦・神
母・月5
明6
勝・神7
万・神8
不・母9
神10
安・万
神11
神・母12
勝・寅
明・月13
神14
明・母15
巳・明
神16
勝・明
神17
万・明
神・母18
不・鬼
神19
明・神
恩20
安・明
恩・母21
巳・明
神・恩22
勝・万
神・恩
月23
恩・母24
寅25
神26
安・不
明・母27
巳28
勝・明
神29
万・明
神・母30
明・神31
明・神
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
9月日 月 火 水 木 金 土 1
安・母
月2
神3
勝・不
恩4
神・恩
母5
寅・恩6
神・恩7
安・恩
母8
己・明
神9
勝・明
神・月10
明・母11
不・明
神12
明・神13
安・母14 15
鬼16
不・明
神・母17
寅18
安・万
明・神
恩19
恩・母
月20
勝・巳
恩21
明・神
恩22
恩・母23
万・明
神24
安・不
神25
母26
勝・明27
神28
母29
寅・月30
安・万
神
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
10月日 月 火 水 木 金 土 1
明・母2
勝・不3
神4
明・母5
万・神6
安・神7
母8
勝・神9
神10
不・神11
寅・明12
安・神13
鬼・明14
勝・巳
明・神
母15
不・明
神・母
月16
明・神17
安・赦
神18
万・明
神・恩19
勝・明
恩20
明・神
恩21
神・恩22
恩23
安・不24
神25
勝・明
月26
巳・母27
万・明
神・母28
明・神29
安・明
神30
万・明
神31
勝・不
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
11月日 月 火 水 木 金 土 1
神2
恩3
神・恩4
安・寅
恩・月5
神・恩6
勝・恩7
己・明
神・母8
不・明
神9
明10
安・鬼
明・神
母11
万・明
神・母12
勝・万
月13 14
安15
明・神16
勝・不17
明・神
恩18
恩19
巳・恩20
安・明
神・恩21
恩22
勝・明
神・母
月23
万・神
母24
不25
明26
安・神27 28
勝・寅29
神30
明
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」2023年(令和5年)
12月日 月 火 水 木 金 土 1
巳2
安・不
神・月3
明4
勝・神
母5
万・神
母6
万7
万・神8
安・万
鬼・神9
神10
勝・不
明・月11
神12
明13
安・巳
明・神14
明・神15
勝・明
神16
神・母17
不・明
神・恩
母18
明・恩19
安・万
明・神
恩20
万・神
恩・月21
勝・恩22
寅23
神24
明25
安・不26
明・神27
勝・神28
明・神
母29
明・神
母30
月31
安・万
神
「一粒万倍日(万)」・「不成就日(不)」
「天赦日(赦)」・「鬼宿日(鬼)」・「大明日(明)」・「神吉日(神)」
「天恩日(恩)」・「母倉日(母)」・「月徳日(月)」まとめ:吉日は「縁起が良い日」という意味がある
吉日は縁起が良いと言われる日であることから、物事を行う際の指標や、縁起担ぎの言葉として用いられていることが分かりました。