敬老の日の意味とは?老人の日との違いや、おすすめプレゼントも紹介!

老人のイラスト

皆さんは、「敬老の日」にはどう過ごされていますか?

一般的には、祖父母にありがとうの気持ちとして贈り物をすることが多いようですが、「敬老の日は何歳からするべき?」や、「何を贈るべきか悩む」といった声があるようです。

また、「敬老の日」の他に「老人の日」と言われる日もあるのですが、「敬老の日」との違いはあるのでしょうか。

そこで今回は、

・敬老の日の意味や由来
・敬老の日は何歳から?
・敬老の日はいつ?
・敬老の日と老人の日の違い
・敬老の日にオススメなプレゼント

について解説・紹介していきます。

敬老の日の意味とは

花束の写真

敬老の日多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うという意味があります。

これは、国民の祝日を定めた法律である『国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178合)第2条』で定められた祝日となっています。

祝日というのは、「国民全員で感謝をし、お祝いする日」として制定されていますので、敬老の日は「お年寄りを敬い、皆で長寿をお祝いする日」ということになります。

地域によって様々な行事が行われていて、各家庭では、祖父母へ感謝の気持ちとしてご馳走を作ったり、贈り物をしたりする日となっているようです。

敬老の日をお祝いするのは何歳から?

疑問に思う男女のイラスト

敬老の日は祝日法に定められてはいますが、年齢については定められてはいません

一般的に「高齢者」と言えば65歳以上の人を指す言葉であり、国際連合である世界保健機関(WHO)でそのように定義されています。

一方日本では、昔から長寿のお祝いとして「還暦のお祝い」があるように、60歳以降を「高齢者」としてきた歴史もあります。

このように様々言われる中で、「敬老の日」を行う年齢の基準が分からないという方が多く、お年寄り扱いするようでお祝いしにくいと考える方もいらっしゃるようです。

「敬老の日」は何歳からと決められるものではありませんので、「孫が生まれてから」や「還暦を迎えたら」など、状況に合わせて行うのが良いと言われています。

敬老の日の由来とは

敬老の日は、兵庫県多可郡野間谷村(ひょうごけん たかぐん のまだにむら)で行われていた「敬老会」が由来とされています。

※現在、多可郡野間谷村は、多可町八千代区(たかちょう やちよく)に変わっています。

野間谷村の敬老会とは

話し合う老人達のイラスト

1947年(昭和22年)のこと、当時、野間谷村の村長であった門脇政夫(かどわきまさお)氏が『老人を大切にし、老人の知恵を借りて町作りをしていこう』という考えの元、55歳以上の人を対象に「敬老会」を開いたのが最初と言われています。

昭和22年という年は、戦後2年ということもあり、精神的に疲労している人が多く、子供を戦争へ送った親世代は特に疲弊しきっていたそうです。

そのような親世代を報いるべく開催されたのが「敬老会」であり、養老の滝の伝説にちなんで毎年9月15日を「としよりの日」として行うようになったとされています。

ちなみに、農業が一段落する農閑期が9月中旬だったということも決定された理由となっています。

「養老の滝の伝説」とは

「養老の滝の伝説」は、鎌倉時代(13世紀前半)に作られた説話集である『古今著聞集(ここんちょもんじゅう)』に掲載されている「養老孝子伝説(ようろうこうしでんせつ)」という物語で、岐阜県の民話として現在まで伝えられています。

養老孝子伝説(ようろうこうしでんせつ)

昔の古い家のイラスト
むかしむかし、美濃の国の山里にとても親孝行な一人の若者がいました。
若者の名は源丞内(げんじょうない)と言います。
とても貧しく、毎日食べ物にも不自由な生活をしていましたが、目が弱く年老いた父親のために懸命に働き、少しでも長生きしてほしいと源丞内は願っていました。
父親は何よりも晩に飲む少しのお酒が大好きでしたが、貧しい生活の中お酒を買ってあげられる日はそう多くはありませんでした。
源丞内は、とても嬉しそうにお酒を飲む父親の姿に、お酒を飲ませてあげたいと暑い日も、寒い日も山に入っては、薪を集めて町へ売りに出ていました。
源丞内がいつものように薪を集めに山に入ったある日のこと、岸壁から流れ落ちる水を見て「あの水がお酒だったらなぁ」と父親の喜ぶ顔を思い浮かべていると、苔に足を滑らせて崖下へ転がり落ちてしまいました。
源丞内は気を失ってしまいましたが、香ばしいような甘い香りで目が覚めました。
不思議に思い辺りを見渡してみると、岩の間の泉から山吹色をした水が湧き出していました。
源丞内が「これはどうしたことだろう」とその水を舐めてみると、それは飲んだ事もないようなかぐわしいお酒でした。
「あぁ、なんと有り難いことだ。これを持って帰れば、父はどんなに喜ぶだろう」
源丞内は腰に下げたひょうたんに、お酒をくんで急いで家に帰りました。
源丞内は帰るとすぐに山で起きた出来事を父親に話して聞かせ、父親にお酒を勧めました。
父親は半信半疑でしたがそのお酒を飲んでみると、「なんとうまい酒だ!」と目を丸くして手を叩いて喜びました。
不思議なことに、白髪であった父親の髪は次第に黒くなり、顔にあったしわも無くなって、いつのまにか目も見えるようになった父親はすっかり若々しい姿と変わったのです。
この話が都まで伝わると、奈良の都の元正天皇はその話を確かめるため、実際に村までおいでになることになりました。
泉の水を口にした天皇は、「この出来事は、親孝行の心が天に伝わり、お誉めになったものでしょう」
「私の肌は滑らかになり、痛むところを洗ってみるとすっかり痛みも治まりました。この泉は老を養う若返りの泉です」と、このことを大変めでたい出来事として、「霊亀三年」であった年号を「養老元年」と改元し、泉は『老を養う心から生まれた』として、この地を「養老」と名付け、源丞内には高い役職を与えたということです。

この「養老孝子伝説」で、元正天皇が滝(泉)を訪れたとされているのが、717年9月となっていることから、『老人を養う日』として9月15日に決められたとされています。

また、「としよりの日」が9月15日となった由来として、聖徳太子が「非田院(ひでいん)」と呼ばれる、貧しい人や孤児を救うための施設を9月15日に建てたことが由来としている説もありますが、こちらは根拠のない俗説とされているようです。

「としよりの日」から「敬老の日」へ

元気よく歩く老人のイラスト

1947年(昭和22年)に兵庫県の野間田で始まった「敬老会」は、兵庫県の各市町村に呼びかけられたことで、兵庫県内で広がりをみせることとなりました。

1950年(昭和25年)になると、兵庫県で9月15日を「としよりの日」とするための県民運動が始まるようになります。

「としよりの日」が全国へ

1951年(昭和26年)には、全国に組織のある「中央社会福祉協議会」(現在の全国社会福祉協議会)が9月15日を「としよりの日」として定めることが決まりました。

※全国社会福祉協議会は、地域福祉の推進を図ることを目的としている民間団体となっています。

また、9月15日~9月21日までの1週間を運動習慣として
『老人を敬い・慰め・励ますと共に、老人福祉に対する国民的理解を推進させ、老人自身も立場を自覚し、新しい社会建設に参加する』
をスローガンに、様々な活動が行われるようになります。

「としよりの日」が「老人の日」へ

1963年(昭和38年)になると、新たに『老人福祉法』が作られることとなり、以前から「としより」という言葉をもっと良い言葉にした方が良いとの意義があったことで、「老人の日」として制定されました。

また、1週間の運動習慣は、「老人週間」として1964年(昭和39年)から実施されています。

「老人の日」から「敬老の日」へ

1966年(昭和41年)にようやく国民の祝日として制定され、その際に「老人の日」が「敬老の日」へ名前が変わりました。

また、「敬老の日」として『国民の祝日に関する法律』に制定されたことで、『老人福祉法』に制定している「老人の日」も「敬老の日」へ改称されています。

このように9月15日が「敬老の日」として国民の祝日に制定されましたが、2003年(平成15年)になり、2001年(平成13年)に制定された『ハッピーマンデー制度』の実施によって日付が変わることとなりました。

『ハッピーマンデー制度』は、祝日の一部を月曜日に移動させることで3連休を作り、余暇を過ごしてもらえるよう制定された制度のことを言います。

敬老の日はいつ?

疑問に思う女性のイラスト

敬老の日は2002年(平成14年)までは9月15日でしたが、2003年(平成15年)からは『9月の第3月曜日』となっています。

2020年では『9月21日(月)』が敬老の日となります。

しかしながら、「敬老の日」が9月15日ではなくなることに対し、敬老会を開いた門脇氏や、財団法人全国老人クラブ連合会が反対の意を表明しました。

そのため、1966年(昭和44年)に『老人福祉法』で改称した名称を、再び「老人の日」へ戻し、日付は9月15日のままとすることで折り合いを付けた形となっています。

このことをまとめると、

・9月15日は「老人の日」
・9月15日~9月21日までは「老人週間」
9月の第3月曜日は「敬老の日」

ということになります。

日付を改正することに意見が出たことで、「敬老の日」と「老人の日」に分かれることになりましたが、この2つの違いは何なのでしょう。

敬老の日と老人の日の違いは?

困って考える老人のイラスト

「敬老の日」は国民の祝日となっており、『お年寄りを敬い、皆で長寿をお祝いする日』ということは説明しました。

「敬老の日」は元々、「老人の日」が祝日として制定されたものですので、根本的な趣旨は同じになります。

しかしながら「老人の日」は、老人福祉の意味合いが強いものとなっています。

老人の日とは

「老人の日」は、「敬老の日」の日付改定に伴い9月15日を残すため、「老人福祉法」によって9月15日を「老人の日」とした記念日になります。

老人福祉法の第5条には、
国民の間に広く老人の福祉について関心と理解を深めるとともに、老人に対し自らの生活の向上に努める意欲を促すため、老人の日及び老人週間を設ける
と定められています。

このことから「老人の日」は、『老人の福祉について皆で考え、老人は自らの生活向上に役立てる日』ということになります。

パソコンをするお婆さんのイラスト

従って、「敬老の日」と「老人の日」を比べてみると、

敬老の日祝日で『皆でお年寄りをお祝いする日
老人の日記念日で『皆で老人福祉について考える日

となります。

それでは最後に、「敬老の日」にオススメなプレゼントについて紹介します。

「敬老の日」にオススメなプレゼント

ありがとうのメッセージカードとお花の写真

「敬老の日」には”必ずプレゼントをしないといけない”ということはありませんが、遠方で会うことができない人や、感謝の気持ちとしてプレゼントを渡すといった方は多いようです。

そこで、贈り物として喜ばれそうな品をいくつか紹介しますので、プレゼント選びの参考にしていただけると幸いです。

ちなみに、プレゼントの予算は3000円~5000円と考えている方が多く、プレゼントとして喜ばれた品物ランキングは次のようになっています。

祖父
・1位 お酒
・2位 お菓子
・3位 ファッション関係・花

祖母
・1位 お菓子
・2位 花
・3位 ファッション関係

お祝いに相応しいお酒

こちらのお酒は、モンドセレクションで5年連続最高金賞を受賞した最高峰の梅酒となっています。

梅は完熟梅を使用しているため、雑味のないフルーティーな味わいとなっており、金箔が華やかさを添えてくれるお祝いに相応しい一品です。

また、ギフト商品の中には「8種類の梅酒飲み比べセット」もありますので、色々な種類を楽しんでほしいという方はそちらも検討してみて下さいね。

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フルーツを楽しむお菓子

こちらの商品は、朝摘みの新鮮なマスカットを柔らかな求肥(ぎゅうひ)で包んだみずみずしいお菓子となっています。

メディアにも度々登場しているとても人気のあるお菓子で、子供からお年寄りまで皆が食べやすく、手軽にフルーツを味わえるのが魅力です。

旬の果物を使用しているので、季節を感じることのできる商品となっています。

マスカットとピオーネのセットもありますので、2種類味わってもらいたいという方はそちらがオススメです。

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お手入れ不要のお花

こちらの可愛らしいお花は、プリザーブドフラワー(本物)となっていますので、水やりをする必要がなく、美しい状態のまま長く楽しむことができます。

また、台が一緒についているのでアレンジする必要がなく、そのまますぐに飾って楽しむことができるところが魅力となっています。

サイトには他にも敬老の日に相応しい商品がありますので、ぜひ他の商品もチェックしてみて下さい。

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お花とお菓子のセット

こちらのギフトは、お花とお菓子がセットになった商品になります。

お花はプリザーブドフラワーなのでお水などの心配はなく、ケースがあるのでホコリからお花を守ってくれ、お手入れも簡単です。

お菓子は全国的に有名な『金沢・茶菓工房 たろう』の上品な和菓子3点セットで、落ち着いた甘さが特徴の大変人気な和菓子となっています。

お花とお菓子を一緒に贈りたいという方にオススメな商品です。

他にも様々なギフト商品がありますので、ぜひサイトをチェックしてみて下さい。

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孫からのプレゼントに最適

こちらのハンカチは、子供が書いた絵を刺繍してもらえる商品となっています。

お子さんが書いた絵を、スマホで撮影して送るだけなのでとても簡単です。

簡単な文字なら刺繍することができるので、「ありがとう」や「だいすき」などメッセージを一緒に入れると、心のこもった贈り物として喜ばれるのではないでしょうか。

ハンカチ以外にも様々な商品がありますので、ぜひ他の商品もチェックしてみて下さいね。

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まとめ:「敬老の日」は、お年寄りを敬い、長寿をお祝いする日

敬老の日にお祝いする人のイラスト
  • 「敬老の日」は、兵庫県多可郡野間田で行われた「敬老会」が由来
  • 毎年9月の第3月曜日が「敬老の日」となる
  • 「敬老の日」は、何歳からとは定められてはいない
  • 「敬老の日」とは別に「老人の日」があり、「老人福祉について皆で考え、理解を深める日」となっている。
  • 9月15日は記念日である「老人の日」、15日~21日までが「老人週間」となっている

いかがでしたでしょうか。「敬老の日」は、戦後に子供を送り出した親達に元気になってもらえるよう行われた「敬老会」が始まりということが分かりました。

「としよりの日」を広めるために兵庫県で県民活動が行われていた1950年(昭和25年)では、男性の平均寿命は58歳、女性は61歳となっています。

現在より20歳ちかく平均寿命が短かったことを考えると、敬老会で集められた55歳はその当時では老人と言われる年齢だったのかもしれませんね。

しかしながら現在では、60代になっても若々しい方が多く、老人という言葉はあまり当てはまりませんが、40歳を過ぎたらロコモ対策を始めるべきとされています。

ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称で、生涯要介護が必要となるかもしれない運動器の衰えのことをいいます。

最近では、子供の中でも「ロコモ予備軍」が急増している言われるくらい深刻な問題となっており、生活習慣の改善が叫ばれています。

生涯健康で幸せに暮らすことができるよう、私達は「敬老の日」で健康をお祝いするのと共に、「老人週間」で将来のことを考えていく必要がありそうです。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。